今日は、2018年11月リリース、横浜のトークボクサー、鶴岡龍さん率いた【鶴岡龍とマグネティックス】のベスト盤的な作品『-COMPLETO-』を聴きます。それにまつわる、私の2017年の思い出も交えながらお送りします。日曜日、選挙・投票日にふさわしい日和、お部屋で静かな時間。※私ysheartは現在、どのCDのレビューでも行ける状態なので時間さえあれば今後更新増やせます。
このところ、たまたま横浜に行く機会が連続して、ふと、あるアーティストの楽曲が思い出されました。私はそのタイトルはわからなかったのですが、今月、衝動的に本気になって、動画も含めて調べたところ、その楽曲名が判明してうれしかったのです。それで、今回は、このテーマで行きたい次第です。
まず、『-COMPLETO-』は、彼らのアルバム『LUVRAW』及び会場限定販売シングル『甘夏EP』を1枚に集約した作品だとのことです(タワーレコード公式ホームページなどを参考)。
1.月落
2.COCALERO MAMA
3.ドレス
4.たぶんヘブン
5.SKIT
6.一人でチャチャチャfeat.NOPPAL
7.されどカサノバfeat.NOPPAL
8.お宝島に朝が来る
9.鶏の踊り
10.KIMINOKO
11.されんだらぁ~サヨナラするのはツライけど~
12.春雨(for you)
13.甘夏
6曲目の《横浜駅まで迎えに来てくれるかしら》っていうフレーズが、初めて鶴岡氏のライヴを観た当時印象に残りました。
今聴いても、やっぱり良いなあ。
本作ではこの曲と次の7で、女声ボーカルがありますね。NOPPALさんの名がクレジットされていますが、この人かな。
ほかのナンバーも、ゆったり音に身を任せて、日々せかせかせずに行こうみたいな感覚で聴けます。
エスニックだけど、和風な情緒が底流にあるという感じが、良いです。
で、実は、6曲目の”横浜駅”が、その後、記憶にずれが生じ、なぜか僕の中では、”桜木町”になったりしていたんで、もう記憶の再現をせねばと言う気持ちが起きたのです。それが今回の記事作成につながったわけです(笑)
8は、5分と少し長く、プログレッシブなインストゥルメンタル曲で面白いです。11もユニークで、ドリフターズのババンババンバンバンが含まれています(笑 かっこよく聞こえます)。
私は以前、鶴岡氏のライブを観たことが1度だけあり、その詳細をかつてのブログに残していたかどうか調査しました。
すると!
ありましたよ。
私の旧ブログ「ys-hearty-blog」の、2017年9月25日付の記事。
タイトルは、「横浜?いや、恵比寿駅まで迎えに…baticaの夕べ」。
以下、その記事の該当部分を抜粋します。少し説明すると、当時僕が観に行ったのは、目当ての当時アイドルだった佐武宇綺さん(川島海荷さんも属したグループ”9nine”メンバー)がDJとしてパフォーマンスしたからです。鶴岡氏は、そのイベントに登場しました。
イベントの概要は、以下。
バチカであそぼう
2017年9月25日(月)19時開場・開演
会場: 恵比寿BATICA
アーティスト: DJ Megu(Negicco)/DE DE MOUSE -DJ set-/佐武宇綺(9nine)/and more...!!!!!
ここから、私の記事の文章です。
【・・・
クラブは開場と開演が同時刻である。すでに、DJさんが機材を操っていた。
そして、鶴岡龍さん、昭和のムード歌謡の雰囲気が面白い。
そして、自信があるようななめらかなMCがその楽しさに拍車をかける。
独特で、どこか懐かしい感じ。
私から見れば、和製ROGER!という感じの音楽だが、実際、1988年に全米でヒットしたロジャーさんの曲と同様、トーキング・モジュレーター=トークボックスを演奏された。 ロジャーの「I Wanna Be Your Man」については、80年代後期参照。
つまり鶴岡さんのような演奏家を、トークボクサーというのだ。 実は、僕自身も、あの演奏機器の名称や、そういう演奏家の一般的な呼称を知らなかった。要反省。
ともかくユニークで楽しかった。迎えに来てくれるかしらの歌詞の曲がインパクトがあった。
最後に、小田和正づいてる?勢いで、「YES-NO」で締めくくった。このオフコースの曲は、中学2年生の時、僕は音楽の授業で知った。 そういう懐かしいナンバー。 トークボックスの音で聴くと、格別な趣がある。
・・・】
こんな感じです。
元気でご活躍か、あるいはご健康であればいいなと思っています。
また、ライヴやディスコグラフィーの情報で進展があれば、書きたいものです。
また、恵比寿baticaは、今もあるかなと思ってスマホで検索したら、ちゃんと出てきましたね。
ナイトクラブと記されていました。
ちなみに、佐武宇綺さんの活躍は最近情報を得ました。かつての”推し”です。無事で何よりです。
ああ、そういえば、上述のライブで佐武さんは、ドリフの早口言葉でおなじみの、ウィルソン・ピケットの曲のフレーズも用いてパフォーマンスしていたのを、いまこれ書いていて思い出しました。
では、みなさま、ひきつづき、よい日曜日を。