そろそろ、透き通った、潤いのような音に浸かりたいと思っていたので、角松敏生氏の新譜、ちょうどよいところで遭った気分。

 

架空のミュージカルが想定されたようですが、いかにもミュージカルに流れてきそうな6曲です。

ミュージカル大好きだし、高校生くらいのころの青春、嫌いじゃないので、心地よく聴きました。

女性ボーカルが数曲、前面に出てきて、いかにも舞台な感じ、よいです(吉沢梨絵さん、小此木まりさん)。

角松氏の希望に満ちて活き活きした、のびやかなボーカル健在。中学生当時から、角松氏の曲は、いつも少し多めの水を喉に通した気分になったもので、あまり何曲も続けて聴かなかったのですが、今回も、3曲目で少しそうなりました。でも、全体として流しているうちに慣れます。それで、やっぱりその過多な感じが今はなぜか愛着を覚えます。

 

別に角松氏の音楽に詳しい訳でないが、80年代から知っているので、そういう安心感があります。

アガルタのイレ・アイエ…が一つのポイントだと思っているけど、あのイメージがここまで衰えもなく痛快であり続けられる力の一つの源になっているのじゃないか。

 

 

1.to be or not to be
2.まだ遅くないよね
3.大人の定義
4.恋ワズライ
5.東京少年少女
6. It's So Far Away

 

ボーナストラック
7.A Night in New York (Extended Club Mix)
8.Tokyo Tower(Extended Club Mix)
9.花瓶(Live Ver.)TOSHIKI KADOMATSU Performance 2018「Tripod IX」2018.07.15 軽井沢大賀ホール

 

 

当時、素通りしがちだったアーティストを自分が終わるまでに観て聴いておきたい、そう思うようになりました。

 

追伸。

9曲終わって、さあ、風呂に入って寝るか、とか思ってその場を離れようとすると、びっくりするよ~( ̄▽ ̄)/(笑)