テレビを買いにいく。


平日昼間から混んでいる。


いろいろ見て回ってなんとか買うことができた。

たわいない話をして、一緒にいる。
それ以上の幸せを知らない。
それ以上の不幸せも知らない。
きっとこのままでいたいのだ。
それを耐える、というか壊す結末から逃げている。




幸せにはとてもなれない



ともだち以上にはなれないし、それ以下にもなれない。


しあわせだが、しあわせにはとてもなれない
台風がきている。
おかげで海岸ごみひろいがなくなった。



おれは当たり障りなく伝えることしかできない。それを言われてどういう風に思ったのか、おれはわからない。
でも喜んでしまう。


『しあわせにはとてもなれない』


喜んでくれたら、それはしあわせかな。