このひと月ほど、いつも「多発性骨髄腫」と隣り合わせでした。

検査を受けて、医師から結果について説明を受けるまでが長く、内科と整形外科の医師の対応もバラバラだったので信頼できるものが何もなく、ただ途方に暮れてました。


血液や尿の詳しい検査と骨シンチグラフィの結果について、そもそもこの病気を疑い手配してくださったドクターは


「やはりあなたは普通の人には出ないM蛋白というものが出ていてね、骨シンチのほうも肋骨に2か所ほど集積がみられるので、さらに検討する必要があります。これが心配される病気の結果なのかどうか、僕は専門ではないので診断はしませんが、血液内科の先生に予約を入れたのでこのあとすぐに受診してください」


「先生、肋骨はこの間の骨折の場所じゃないのでしょうか?」


「いや、でもね、整形外科の先生の診断の場所とは違う場所に集積が出てるのでね・・・ただ、M蛋白の量はまだ少ないのでどうするのか、専門の先生と相談してください」


「わかりました」


この時点で、「ああ、やっぱりそうなんだ。終わったなー」という心境。


そして診察を受けた血液内科のドクター


「ふーん、この数字ね。他の数値はOKっと。肋骨の骨折の場所はどこですか?」


「ここです。」と左わき腹を指す。


「そうすると、この骨シンチの集積は骨折の場所だよね。骨粗鬆症はどれくらいなの?」


「かなり進行してるようです。80代女性の平均値と出てました」


「ちょっと横になって」と、この病院で初めて触診を受けた。「ここいたい?これは?これは?・・・」


どれも痛くない。


「うん。そうねえ、大丈夫でしょ。これ(M蛋白)はねえ、100人に1人の割合で出るんですよ。その人たちのうちまた100人に一人ぐらいが多発性骨髄腫なんです。あなたの場合は違うでしょう。ま、骨粗鬆症があることだし、定期的に検査はしたほうがいいと思うけどね。じゃあとりあえず3カ月後に予約を入れておくので来てください。何かあったら僕のところにすぐ言ってください」


ふーっ。ひとまず命拾い?と思ってもよさそう。


定期的モニター付きだけど。


病院に入ってから2時間半。ローラーコースターのような一日でした。ばんざーい!!