■金星
きんせい 0 【金星】
〔(ラテン) Venus〕太陽系の二番目の惑星。地球の軌道のすぐ内側にあり、内合のときは惑星の中では地球に最も近づき、そのときの距離はおよそ4千万キロメートル。質量は地球の〇・八一五倍。太陽からの距離は1億820万キロメートル。公転周期二二五日。直径は地球よりやや小さい。表面は白い雲で覆われて輝き、太陽・月に次いで三番目に明るい天体。表面温度は摂氏四〇〇~五〇〇度、大気は主として二酸化炭素からなる。明け方東天に輝く場合を「明けの明星」「明星(あかぼし)」「かわたれ星」、夕方西空に輝く場合を「宵の明星」「夕星(ゆうずつ)」などという。中国名、太白。
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■蠍
さそり 0 【▼蠍】
クモ形綱サソリ目の節足動物の総称。体長は25ミリメートルから20センチメートルまで種類により異なる。体は、短い頭胸部と、多くの関節に分かれる腹部から成る。腹部の後方は細く尾状になり、先端に毒針がある。触肢はカニのはさみのようになり、胸部に四対の脚がある。毒虫として有名。熱帯・亜熱帯に多く、約六〇〇種が知られ、日本には八重山・宮古・小笠原諸島に二種が分布。
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■天王星
てんのう-せい ―わう― 0 3 【天王星】
〔Uranus〕太陽系の第七惑星。1781年、イギリスのハーシェルが発見。極大光度五・三等。赤道半径2万5600キロメートル。質量は地球の一四・五四倍。公転周期84.022年。自転周期〇・七一八日。自転軸が軌道面に対して九八度傾いている。衛星は地球から五個観測され、他に微小なものが一〇個発見されている。
■海王星
かいおうせい かいわう― 0 3 【海王星】
〔Neptune〕太陽系の第八惑星。天王星の位置の予測値と観測値のずれから J = C =アダムズとル=ベリエが理論的位置を推算し、それに基づいて1846年にベルリン天文台のガレ(J.G. Galle 1812-1910)が発見。太陽からの平均距離約45億キロメートル。公転周期約165年。赤道半径2万4800キロメートル。質量は地球の約一七倍。衛星は八個が知られている。
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■蟹
かに 0 【▼蟹】
(1)甲殻綱十脚目のうち尾の短い一群の節足動物の総称。一対のはさみと四対の歩脚、堅い甲を持ち、大部分は横にはう。海産・淡水産とも種類が多く、大きさもさまざま。食用になるものも多い。タラバガニやヤシガニは分類上カニ類ではないが、一般にはカニと呼ばれる。
(2)俳句で、サワガニや、磯にいる小さいカニ類。[季]夏。《さかしげに帆綱をのぼる小―かな/鈴鹿野風呂》
――の穴這入(あなはい)り
あわてふためくさま。
――の念仏
口の中でぶつぶつつぶやくさま。
――は甲羅(こうら)に似せて穴を掘(ほ)る
人は各々その分に応じた考えや行動をする。
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■獅子
シーズー 1 【獅子】
〔中国語〕イヌの一品種。中国原産。ペキニーズとラサ-アプソの混血により誕生したといわれる。体高25センチメートル程度。外見はラサ-アプソによく似る。
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■冥王星
めいおうせい めいわう― 3 【▼冥王星】
〔Pluto〕太陽系の第九惑星。1930年アメリカのローウェル天文台の C = W =トンボーが発見。太陽からの平均距離は地球のそれの三九・五四倍。公転周期二四七・八年。極大光度一三・六等。自転周期六・三八七日。直径は月の約三分の二。78年に衛星が発見された。
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■射手
いて 2 1 【射手】
弓を射る人。また、弓の名人。
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■座
ざ 【座】
0 (名)
(1)会合などですわったりこしかけたりする場所。座席。
「―に着く」「上手(かみて)に―を占める」
(2)集会や宴会などの雰囲気。
「―が持たない」「―を持たせる」
(3)地位。
「妻の―」「大関の―を守る」
(4)鎌倉・室町時代、朝廷・貴族・社寺などの保護を受け、座役を納める代わりに特定の商品の販売・製造や芸能の上演などの独占権をもっていた商工民や芸能団体の同業組合。
「絹―」「大和四―」
(5)江戸時代
(ア)貨幣や特殊な免許品を製造・専売した場所。
「金―」「銀―」「枡(ます)―」
(イ)歌舞伎・人形浄瑠璃などの興行権の表象。
「佐渡島―」「桐―」
(接尾)
名詞に付く。
(1)劇場・映画館などの名に添える。
「歌舞伎―」「スカラ―」
(2)劇団などの名に添える。
「文学―」「俳優―」
(3)星座の名に添える。
「大熊―」「オリオン―」
(4)助数詞。
(ア)祭神・仏像などを数えるときに用いる。
「三―の仏像」
(イ)里神楽(さとかぐら)などで、曲の数を数えるのに用いる。
(ウ)劇場などの数を数えるのに用いる。
「江戸三―」
(エ)仏教で、連続して行われる教理の講義の回数を数えるのに用いる。
「百―法談」
(オ)神道で、祓(はらい)の回数を数えるのに用いる。
「七―の祓」
(カ)高山を数えるのに用いる。
「未登頂の一―」
――が白・ける
会合などで、それまで愉快だった雰囲気がこわされる。座がさめる。
――が長・い
訪問した先に長居する。
――に堪えない
その場にいることにたえない。いたたまれない。
――に連な・る
同席する。列席する。
――に直・る
すわるべき席につく。
――を組・む
あぐらをかく。
「芝の上に扇をうち敷き鎧を脱ぎ捨て―・みて/謡曲・頼政」
――をさま・す
(1)一座の興をそぐ。座を白けさせる。
(2)〔座を冷たくするの意〕席を立つ。中座する。
「―・さずの御修法を百日の間行はせらる/太平記 34」
――を占・める
(1)座につく。席につく。すわる。
(2)ある地位に就く。
「権力の―・める」
――を取り持・つ
同座の人々の気分をなごやかにするように応対する。
――を外(はず)・す
会合などの席からしりぞく。席をはずす。
「関係者以外は―・してください」
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■女
おうな をうな 【▽女】
〔「おみな(女)」の転〕おんな。女性。特に、若い女性。
「絵にかける―を見て/古今(仮名序)」