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神保町の「いもや」の文章をUP後に2本のメールを頂いた。先に届いていたのは閉店を知らせてくれた元同僚で、東京外大卒業後に直ぐ水道橋の研数学館の講師になり仕事の後に岩波の専門店に行く道すがら「天丼いもや」を見つけ、通うようになったこと。その書店や一緒に行ったことがある鎌倉の古書店が閉店したことなどが綴られていた。

次に届いたのが昔の受験仲間からのもので、最近、「いもや」でトンカツを食べたこと、四谷の「わかば」は息子さんが好きでこの10年来ほぼ毎週通っていることなどが書かれていた。

同じ「いもや」でも元同僚は天丼で、受験仲間はトンカツ、僕がよく通ったのはテンプラ定食(既に閉店)と三人三様だが職人さんへの眼差しやカウンター席での思い出など共通することも多い。

昔の受験仲間から届いたメールにシジミの味噌汁と言う表現があり、そうだ!そうだ!「いもや」ではいつもシジミの味噌汁だったと思い出し、もう2度と懐かしい「いもや」に行くことはないが、せめてシジミの味噌汁を作ろうと先ほど市場に調達に行って来た。店主に砂の出し方を聞くと既に出してあるので軽く洗うだけで良いと言うことだった。宍道湖産。