そんな日々が動いたのは、先週でした。
ある日外来でパーキングと話していた時に、突然あることを聞かれました。
「チャーミングとはうまくやっているのか?なにか問題はあるのか?」
うーん、わからないけど、最近は冗談言い合ったりジョークとか言って前よりは打ち解けてると思うけど。
「お前の再来年以降のことなんだけど、チャーミングにはお前のことをどう評価してるのか、おれは尋ねたことがないんだよ」
「チャーミングも何もcomplainしないし、でもおれはこわくて聞けないんだよ、、わいちゃんのことどう評価してるんだ?って」
「だって、もし聞いてそれが悪い言葉だったら、、言葉にしちゃったら、、!それがオフィシャルの話になってしまうだろ?だからおれは怖くて聞けないんだよ」
僕の感覚だと、チャーミングはパーキングに大半のことを共有しているように見えるので、僕の評価も2人で共有されているんだろうと思っていました。
ただ僕からは聞けないし、パーキングも言わないし、で、実際はチャーミングとパーキングの間ですらそのような会話はされたことがなかったようです。
パーキングは自分にも厳しいですが他人にも厳しく、そのためチャーミングとはリサーチフェローのことに関しては契約更新など厳しく情報交換しているのを聞いたことがあります。
それをパーキングは僕とも共有するので、彼は自分が評価していない者のことはサポートしないことも知っていますし、またチャーミングも評価していない者に対して手を差し伸べることはしません。
2人とも、その点では似ていて、忖度をしてなんとかという人達ではありません、スタンフォードが強い所以を垣間見ることができる強者たちではあります。
なので、パーキングがそのようにウェットに僕のことを聞くのが怖いと言っているのを聞いて、少しほっこりしましたし、また嬉しくもありました。
そのことを話していた時に、お前は友達でもあるし仲間でもあるしクリーブランドの仲間でもあるからと言っていました、リサーチのアイデアも似ているしある意味destinyだと思っていると。
そのため、なんとかして残してあげようと思っている、と。
ただその言葉は、僕の心の中で、どこか虚しく響いている音もしていました、それは彼には言いませんでした。
それは、アントキノが僕に言っていたようなことと同じだから。
パーキングもアントキノに以前言われたそうです、今後のことは保証すると、だがそれは完全に詐欺だったとパーキングは言っていました。
そのような世界です。