ご無沙汰しております。すばるです。

 

秋学期中盤から忙しくなり、ブログの更新が滞ってしまいました。

今は冬休みに入ったこともあり時間に余裕ができたので、ぼちぼちとブログ投稿を再開していきたいと思います。

 

 

さて今回は、PhD1年目の秋学期のまとめをしたいと思います。

 

 

 

 

まず、一言で今学期をまとめると、「今までで一番勉強した(気がする)怒涛の一学期」でした。

 

 

特に、MATH 210A: Algebra I という代数の授業を取っていたのですが、宿題の量がとても多く、毎週30時間以上も課題に時間を費やしていました。

 

週を重ねるごとに、解答のページ数が12ページ、15ページ、18ページ、・・・と増えていくのを見るたびに、「この調子じゃ来週は21ページ・・・」と絶望に打ちひしがれていました(そして実際に翌週は21ページ以上になったりしました)。

 

 

そしてなによりも精神的にきた(haunting)のが、

「宿題を全部解かないで提出しても、成績自体はそこまで意味がないので短期的には影響はないが、実際に問題が解けなくて Qualifying Exam で苦労するのは自分だ」

という事実でした。

 

ここでいうQualifying Examとは、博士課程の中間審査のようなもので、博士課程に進むにはこの試験に合格しなければなりません。

 

つまり、今学期の授業も、来学期取る授業も、すべてはこの Qualifying Exam に晴れて合格するために取っているようなもので、いくら今受講している授業でいい成績をとろうが、最終的にこの Qualifying Exam に受からなければ、博士人生においては全くもって意味がないのです。

 

課題に取り組んでいる最中に起こる「問題がすぐに解けない」という状況が、今後迫り来る本番の試験で実際に起こってしまったらどうしよう、という不安や焦りが、常につきまとう一学期でありました。

 

 

 

 

また、授業に加えて、Course Assistant といった学部の補佐の役割もあったため、毎日が忙しく、休日であっても休めた気がしませんでした(Course Assistantについては、そのうち別記事にする予定です)。

 

 

それでも、一緒に授業を取っていた同期とは、一緒に宿題に取り組むことでより仲を深めることができ、また数学科の外でもルームメイトなどを通じて色々な人と出会い仲良くなることができたので、学業面でも生活面でも、博士課程のいいスタートを切ることができたと感じています。

 

 

 

 

 

2021年、このブログをご一読くださり、ありがとうございました。

よいお年を。