1年以上ブログを書きませんでした。これからも、あまり書かないと思いますが、保護者の方がこのブログを読んで入塾した人もいますので感謝の気持ちを込めて文章を書こうと思います。

 

今年の夏の出来事を少し。

 

初めてのフランス語講師トッファ。九州の田舎でアテネフランセ並みの講義を目指して実践出来ました。彼がAPUを卒業後就職して、現在はベナンから奥さんを呼び可愛いお子さんが2人います。埼玉県在住。

 

小僧さんも高3になり最高の講義を受けさせるべく駿台3号館での夏期講習に参加しました。英語の大島師の講義を受講できたことはラッキーでした。小僧さんが駿台に通っている間、僕は元、代ゼミ、駿台講師の安田亨先生が主宰する予備校講師、高校教師向けの今年度の大学入試数学研究会に参加したり、高校時代からファンだったオフコースの鈴木康博さんのライブに行ったりしていました。

 

そしてトッファの家を訪問。

 

小僧さんの講義が終わるのが8時過ぎだったので夜遅くに最寄駅に着いたのですがトッファ一家に歓待して頂きました。

 

ほぼ徹夜状態でトッファと話して、翌朝、そう言えば、ここから初めて教えた高校まで2、30分で行けるんじゃないかと思い、行きました。

 

とても良かったです。

 

朝から部活で来ていた高校生とも交流でき、良い思い出ができました。トッファにも喜んで頂けました。

 

 

追伸:

 

この高校でほんの短い間、化学を教えていたのですが、当時まだ東大合格者が出ておらず、生徒、教職員一丸となって受験と部活動に取り組んでいました。バレー部員が名古屋大学に合格したり、早慶には合格者を出していたのですがなかなか東大は難しく挑戦を続けていました。夏休みは仲の良かった英語教師に誘われて彼らが開いた塾の夏期講習で数学を教え翌年合格の便りを頂きました。本当にいい思い出ばかりです。その後、東大合格の知らせも受けました。

 

残念なことが一つ。僕がこの高校で教えることに決めたのは玄関ホールにambition の文字が刻まれていたから、と言うのが1番大きな理由です。今回、その人工大理石のような壁に刻まれた文字を確認しに行ったのですが、残念ながら、その前に靴箱が置かれ、わずかに文字の上1/6くらいでしょうか、かすかに見えていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間ほど前に電話があった。

20年程昔に教えていた巣鴨にある学校の教え子で早稲田に進学しその後東京で働いていると言う。当時一緒に授業に出ていた人と結婚し、お子さんが2人。一人は中3で明日、都立高校のオープンキャンパスに行くそうだ。

早稲田に合格したのでそのお祝いにビルエバンスのCDをプレゼントしたそうだが、その記憶は全くない。

村上春樹や渡辺淳一と言った小説家のことアルゲリッチやビルエバンスの音楽のこと、その学校では数学を教えていたのだが多分授業中、数学の問題を解くこと以上に雑談に力を入れていたのだろう。

当時の講義のスタイルは恩師の秋山仁師の教授方法を随分参考にしたものだった。秋山師も高齢になられたが今でも数学の伝道者として活躍しているようだ。9月に母校北大で講演会をするそうだ。時代は大きく変わり後援は日本数学会だが共演者はYouTuberのヨビノリたくみさん。きっと面白い講演会になることだろう。

突然の思いも寄らぬ電話を頂いてとても楽しい時間を過ごせた。

教え子から今のところ日本の総理大臣は出ていないが(笑)日本と中国、日本とアメリカの架け橋になる人は間違いなく出てくると思う。

最後に母校の偉人、新渡戸稲造の言葉を引用したい。

I wish to be bridge across the Pacific.
(願わくば我 太平洋の橋とならん)

昨年、新型コロナウイルスが世界中で蔓延し、休眠状態だった塾のブログやFBなどを復活させ、

授業もネットでの双方向の形態に変え、その後、経緯を見ながら対面授業に戻した。

 

最近はコロナ状態に慣れてしまった為か、またブログを書かない日々が続いている。

 

大分県では昨日からステージ3となり、より警戒が必要になった。

 

息子の中学ではステージ2になったと言う理由で4月下旬に予定されていたPTAは中止された。

 

 

今年度も様々な行事は中止されるかも知れない。

 

別府市で例年開催されているアルゲリッチ音楽祭も今年は中止。

 

 

世の中がどんなに大きく変わろうが毎年、受験はある。

 

不思議と全国一斉に開催された共通テストのどこかの会場でクラスターが発生したというニュースは聞いていない。

 

入試に向けて地道に準備してゆきたい。