鈴木宗男は真に愛すべき政治家である

今日は4月21日。鈴木宗男について書いていきたいと思います。彼の話題は、もう世間の時流から遅れているよう気がするが、書いておきます。宗男は2002年6月 帯広にあるヤマリンという製材会社からの斡旋収賄容疑(見返りを受け取り代わりに、他の公務員に圧力をかける)で逮捕され、後に建設会社からの受託収賄(公務員が一定の行動に代わり、見返りを受け取る)で再逮捕されました。

 

ここで論じるべきはその背後関係です。これらの事件は、鈴木氏流に言わせれば、国策捜査です。で、だれが鈴木氏を追い落としたかというと、外務省の親米勢力と官邸の親米派ということになります。

 

というのは当時2002年当時、外務省にどんな勢力があったかというと、第一に親米派、つまりこれからもアメリカべったりで日本の生きる道を探す人たち、第二にシナ派、アメリカと距離を保ちシナともっと協力しようとする人たち、第三にロシア派、対ロシア外交に重きを置きつつ、地政学的に日本の新たな地位を見つけ出そうとする人たち。

 

小泉が1番目、田中真紀子が2番目、3番目が鈴木宗男ということになります。現実はどうなったかといえば、田中と鈴木が追い出されて、小泉が勝ったのが現状です。こう分析したのが佐藤優元外務省主席分析官でした。この人物は鈴木氏の側近で、対ロシア外交を仕切っていた人物です、ノンキャリだから外務省では疎まれていたらしいが、頭の切れは抜群だったそうです。

 

世界的に見ては、鈴木と佐藤はアメリカにとって邪魔な存在だから、この際消してしまえ、と米国が計画して、国内の親米派が手足となって動いたのが冷酷で的確な分析だと思います。ああ、田中真紀子もそうか。

 

鈴木氏は、まだ政界に復帰するチャンスがまだあるから、ぜひがんばってほしい。あのTV映りの悪さのせいか、悪玉にされてしまったが、本当の常識人で、世間の現状を知っているものは見捨てやしない。それはこないだの参議院選で証明された(惜しくも落選してしまった)

 

それにくらべて鈴木氏を非難したやつらはいいかげんにしろよ、きさまら、いったい何をやっているか分かっているのか?どうせイメージだけ(顔)だけですべてを判断しているような馬鹿どもに言ったって効果はないだろうが、書いておく。

 

頼むから、有能な政治家を消さないでくれ、鈴木宗男と佐藤優はアメリカにもシナにも頼らず、日本の活路を探し、国家戦略を立てられるほど傑出した政治家と官僚だった、それをなんで、わざわざ潰す必要性があるんだ、これがどれほどの損失なのかわかってるのか?確かに鈴木宗男は裏では相当の金を秘密裏にもらっていただろう。だから許せないという庶民の感情はわからんでもない。

 

でも政治にはお金がかかるんだ、それはしょうがないんだ、絶対にきれいなお金(献金)だけでは多くの人たちを幸せにできないんだ、だから本当の政治家は自ら泥を吐く思いで、お金を入手して、みんなに配っている、それを実践していたのが宗男氏である。

 

だからこそ、鈴木氏は地元で圧倒的に人気があった、地元の現状を知っているものにとっては鈴木宗男のやっていることは至極当然であり、当たり前だったのだろう。これが地元土着型政治家の本当の姿である。

 

TVに出てくるコメンテーターや学者がいちいち、さも自分の言論が正論であるかのようにしゃべるな、貴様らの観念めいたコメントなど、妄想以外の何ものでもないわ、このタワケどもが。本当の現実を知らず話す人たちと現実を知るもたちの差が鈴木氏の評価の違いにもなっとるんだろうなぁ。