拉致家族国民大集会に行って思う
4月25日です。昨日日比谷で、拉致家族の集会があったので、暇でしたから行ってきました。天気は快晴だったし、気分はよかった。今回拉致家族の集会に行ったのは、一つ拉致家族の覚悟のほどを知りたかったからです、端的に言ってしまえば、彼らがどこまで、戦争を意識して行動しているか知りたかったからです。
場所は日比谷公会堂で開始は14時からでした、到着したのが、12時50分ごろ、もうすでに、かなりの、人がいました。だいたい1000人ほどはいたのでしょう、公会堂に入れないほどではなかったのですから。あとから人が増えてきて、主催者発表では最終的に6000人になったということです。
公会堂には初めて入ったのですが、案の定中はぼろかった。入ってみると曽我エモンの映像が巨大スクリーンに映し出されていた。全然聞いてなかったが、おそらく、日本政府に感謝の意と北の圧政状況をあくまで、間接的に、だらだら批判してたんだろうな。一時間も流しやがったんだからな、ははは。
14時近くになると公会堂の中が人であふれてくる、隣のイスまで客が来た、公会堂のイスは隣同士の距離があまりないため、すこし手足を動かすと、隣の人にあたってしまう距離だ。14時になり、家族会と政治家は会場に出てきた、館内も人にあふれていた。
主な政治家として、平沼、安倍、西村、鳩山、が出席し、司会は桜井よしこ氏が努めた。序盤は政治家の演説があり、家族の演説と繋がっていった。応援なのか、奇声なのか、分からんが、狂った婆やら、下劣な親父が、大声でわめいてた。
いわく、「民主党が悪い、そのとーり、ごくろうさまー、あたりまえー」、なんじゃ、そりゃ?みんな、そうとうフラストレーションたまってるんだなぁ、こいつらおかしんじゃないのか?とおもい、ただ傍観していた。
安倍が演説の番になると、聴衆はひときわ大きな拍手で迎えた。安倍の話し方は、ゆっくりとしながらも、分かりやすく、しかも論理的で、分かりやすかった。それでいて、筑紫や朝日を批判するから支持されるんだろう。
断言しておくが、俺は、安倍が好きではない。彼よりは加藤、野中、鈴木宗男の方がはるかに好感が持てる。安倍は今の人気を、必然的に、まるで誰かが誘導しているかのように、手に入れた。彼が今の人気を手に入れたのは、小泉が訪朝し、安倍がそのとき、対北強硬論を出して、国内メディアの喝采を浴びてからである。
これにたいして、おれは徹底的に違和感を持っている、なぜあれほどの人気が出るんだ?おかしくないか?と、そして、石原慎太郎が正論(だったかな?)で安部の行動を賛辞した。これで全部氷解した。安倍はあやつられて、いまの地位にあるのだと。
ようするに、世界帝国の一駒として、安倍も、石原も使われているにすぎない。話は変わるが石原は昔のナショナリズムはどこに、捨てたのか?、アメリカの望むナショナリズムを体現している存在になりがった、あのやろう、とっととくたばれ、もしくは、政界引退しろ、小説家に戻ればいいじゃないか。
今回は石原のことは逸脱するので、あまり書きません、後々書きます、おたのしみに。ええっと話を戻します、ようするにアメリカの世界支配のアジア支配政策の1つ、中国封じ込め政策の道具として、安倍も、石原も使われているに過ぎません。これに良いも悪いもありません、ただ冷酷な分析はそうだと、断定せざるを得ません。
だから、安倍は人気を得た、対北、対中敵視を実現する政治家だから、帝国にとって都合がいい存在だから。だから、拉致家族もこれらの政治家にかかわったところで絶対に、125パーセント、家族奪還なんてできこっありません、断言できます。ただし、帝国の意志が変われば別だが、現状は不可能です。
拉致家族にも警告しておくが、本当に解決したいなら、天皇に直訴しろ、小泉を暗殺しなさい、そして、ほんとうの政治家が首相になるように、活動しなさい、言うこときかない政治家は抹殺していきなさい、それぐらいの覚悟がないと、解決できませんよ。上品に言論活動して活動すれば、国民のみんなは分かってくれるなんて、夢見るな、人は自分のことでいっぱいいっぱいなんだ、自分以外のひとはたいして助けられないんだ。
暴論だと思うが、おれは自分の言論に自信がある、こうしないと解決はできませんよ、俺はこの言論には支持しないがね。集会は政治家の話がおわり、家族会の思い出話になる。会場からすすり泣く声が聞こえる、情に訴える作戦なんだろうけど、俺にそんな攻撃がきくか、そんなことが通用するのはあほなやつだ、そんなやつは政治にかかわらないで、芸能人のスキャンダルでも楽しんでろ。感情に訴える洗脳には気をつけてください、みなさん。
こんな感じで集会は終わったのだが、まぁ、学校に行くよりは参考になりました。しかし、ここまで、国家に振り回される家族は不憫だとしか言いようがない、その点は深く同情する。拉致家族の覚悟のほどもわかった、今後もこの問題を考えていくつもりだ。