ドイツのメルケル首相が今秋に政界を引退するそうですが、
メルケルさんがいなくなった後の世界がちょっと心配です。
世界一の大国の非常識なリーダーが退場になるのはいい事ですが、
あの人はあの人なりに、中国や北朝鮮、ロシアなどと喧嘩も出来て、
大人しくさせるいい面もありましたけどね。
メルケルさんは大国ドイツだけでなく、EUを引っ張ってきたリーダー的存在。
物理学者としての冷静な判断と女性らしく親和性を持ったバランス感覚のある常識人。
グローバル社会とコロナ禍の中で
大国のリーダー達が男ばかりになると、分断がより進むのではないかと思っちゃいます。
そもそも男(オス)なんか、生物学的には争いを好み、支配欲が強い生き物。
ましてや政治家なんて、その最たるもの。
今だけでなく、今後の世界を考えると、
協調性気質がある女性がリーダーになるのがいいと、僕なんかは考える。
台湾、ニュージーランド、フィンランド、ノルウェー、デンマークなど
国をいい方向に向かわせているのは、女性のリーダーがいる国のような気がします。
(北欧って、何に関しても賢い感じがする、アクセンチュアのCEOだって女性)
小国だから出来るんだという評価もありますけど、
そんなことよりもまず日本は、女性の国会議員を増やさないと(世界最低レベル)、
世界から評価されない。本当に恥ずかしい・・・
道徳には厳しいくせに、法律には甘い体質も変えないとね。
伊勢志摩観光ホテルのパンフレットに掲載されていたサミットの写真。
ホスト国のリーダーは別として、この頃は良かった(気がする)