6月30日、香港国家安全維持法が施行された。
香港、
もう20年以上も前になるけど、仕事で何度か訪れたことがあった。
香港島側は近代的な高層ビルが空に向かって伸び
九龍半島側は反対に、古いビルが隙間なく建ち並び、看板が道路にせり出し自己主張
その下を二階建てのバスが走り、歩道では人がぶつかり合いながら歩いていて雑然とした雰囲気。
なんて活気のある街なんだろう、と感心した。
香港島と九竜半島を結ぶスターフェリー(渡し舟)は
僕の香港のお気に入りの一つで、夜に乗船し、見たライトアップされたビルが本当に綺麗だった。
しばらくご無沙汰してしまった香港が、パワーアップしてどうなっているのか?
またいつか行ってみたいと想いを募らせていました。
しかし、あれから20年
香港国家安全維持法により、
香港は言論の自由、行動の自由を奪われつつあります。
”国家安全”を名目に
通信の傍受や秘密警察も可能に
学校、メディア、インターネットの監督、管理強化
香港の企業、外国人、香港外の犯罪にも適用される。
エトセトラ、エトセトラ。
もう、どうかしている。
これに対してアメリカでは中国への半導体の輸出を禁止したり
イギリスはファーウェイ製品の排除を検討していたり
オーストラリアは軍事演習を強化して威圧をしているようですが、
ただ各国は経済を中国に大きく依存しているために
手をこまねいているようです。
日本の政府ももう少し中国に強く出たり
日本の企業も中国リスクを考えて、もう少し距離を取れないのかな~?
私利私欲が働くとなかなか難しいけど、
何とかならないのかな~?
何とかして欲しい!!