マイケル・ムーアの反骨精神には脱帽だ。

強大な権力の不正にカメラを担いで立ち向かう。

かれは、暗殺や権力からの嫌がらせなど全く怖くないのか。

出世作となった「ボウリング・フォー・コロンバイン」では、全米ライフル協会のチャールトン・ヘストンへの突撃インタビューは圧巻だった。

アカデミー賞授賞式でのブッシュ政権の起こしたイラク戦争に対して「恥を知れ、ブッシュ」の叫びも記憶に新しい。

権力の不正に対するファイティングスピリッツに衰えはない。

今回の標的はウォール街。

世界経済に核攻撃並の打撃を与えた元凶にロックオンした作品だ。


マイケル・ムーア監督『キャピタリズム~マネーは踊る~』



年末も近づき、今年の10大ニュースもそろそろ各紙から発表されはじめてきた。

2009年10大ニュース(12月11日18時1分配信 時事通信)

新聞之新聞社(東京都千代田区)主催の「社会部長が選ぶ今年の10大ニュース」の選考会が11日、在京の新聞、通信8社の社会部長らが出席して開かれ、1位に「脱官僚・マニフェストで政権交代」を選んだ。2位以下は次の通り。(2)裁判員制度スタート、市民が法廷に(3)足利事件、DNA不一致で菅家さん釈放(4)鳩山首相、小沢幹事長をめぐる違法献金事件(5)新型インフルエンザ大流行(6)政府がデフレ宣言。企業業績悪化、高まる雇用不安(7)「核なき世界」でオバマ大統領にノーベル平和賞(8)生活保護受給者ら入居の「たまゆら」で火災、10人死亡(9)高速道路1000円に家族連れ殺到(10)18歳石川遼が賞金王。 


確かに今年の1位に「脱官僚・マニフェストで政権交代」は、順当なところだ。

ところが第4位の「鳩山首相、小沢幹事長をめぐる違法献金事件」への、マスコミの取り上げ方は、随分控え目だ。時の権力の中枢が引き起こした事件だけに本来なら徹底して攻め込むのが、マスコミの役割のはずなのにだ。

ムーア並みに巨悪に挑むという気概がマスコミには欠けていないか。

とにかく、小沢さん、鳩山さん。ムーアが日本にいなくて良かったじゃないですか。

標的にされたら次の参院選あぶないかもしれないからね。



恋のメガラバ / マキシマムザホルモン





試験勉強をしなければならないのに、部屋の掃除をしてしまったりということを学生の頃よくしていたな。

どうでもいいことに時間をかけて肝心のことが御座なりになってしまう。

最近の政府の皆さんをみていると、そう思えて仕方がない。

連日のニュースで報道されている「事業仕分け」。日本経済の危機的状況を前にして肝心の政府がこんなくだらないショーに時間を費やしている暇はないだろう。

人それぞれポジションに与えられたやるべき仕事、やらなければならない仕事がある。

今の日本を見渡した場合、最優先に取り組むべき仕事は「経済」対策しかないだろう。

混迷する日本経済にしかるべき手を打つ。これ以外に優先することは考えられない。

それなのに新政府からは、一向に経済政策が出てこない。

国内経済復活に向けて、あらゆるエネルギーと人材を集中させなければならない時に…。

正直、事業仕分けなんぞ、政治家が何十人も時間をかけてやるべき仕事なのか。

それこそ無駄な作業だ。

予算額●●兆で、こういう方針で査定しておくようにと財務省主計局に命じるだけで終わること。

公開が必要なら、査定を全て公開で実施しなさいと条件をつければ良いだけだ。

なにも民主党が悪くて、自民党が良いと言っているわけではない。

日本が順調な状況であれば、そんなショーをやってもらっても文句は言わない。

ただ、やるべき大きなことを避けて、どうでも良いことで仕事をしてますというポーズに終始している政治家さんの危機感に無さに苛立ちを感じてしまう。

今は、平和時ではなく、危機的状況。こんな時に官僚がやるべき仕事を横取りして、いかにも仕事してますってパフォーマンスは簡便してほしい。

マスコミも問題の本質をしっかり見定めてほしい。

今日14年ぶりに一時1ドル86円台まで円高となった。

輸出企業の悲鳴が聞こえるか?鳩山さん。蓮舫さん。


東京円、一時1ドル86円台…14年ぶり円高水準2009年11月26日14時04分 読売新聞)
 26日の東京外国為替市場で、円相場は1995年7月以来14年4か月ぶりの円高水準となる1ドル=86円台に突入した。
 米国の超低金利政策が長期化するとの観測が広がっているためで、ドルは対円だけでなく他国の通貨に対しても売り進まれている。急速な円高は輸出企業の業績悪化を招き、国内景気の回復に冷や水を浴びせかねない。
 26日の東京市場では一時、1ドル=86円52銭近辺まで円高が進んだ。
 午後1時現在、前日(午後5時)比1円62銭円高・ドル安の1ドル=86円73~75銭で取引されている。
 25日のニューヨーク市場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で示された委員の発言がドル安容認ととられ、円が急騰。26日の東京市場はその流れが加速した。
 米国の景気回復の足取りが重いことなどを背景に、超低金利政策が当面続くとの見方が根強く、円相場は10月下旬以降、じりじりと円高基調が続いていた。
 藤井財務相は25日、記者団に対し「(為替相場が)異常に動いたときには、それなりの対応をしないといけない」と述べ、円売り介入の可能性を示唆した。しかし、市場では「日本だけが為替介入などに踏み切ることはできない」との見方が大勢を占め、円高圧力が当面続くとの見方が強い。
 円相場は今後、「86円台に突入すれば、85円は当然、視野に入る。さらに円高が進む可能性もある」(市場関係者)との見方も出ている。一層の円高が進めば、輸出企業を中心に企業業績への影響が懸念される。
 円は対ユーロでは26日午後1時現在、前日(午後5時)比1円51銭円高・ユーロ安の1ユーロ=131円3銭前後で取引されている。




逢いたくていま / MISIA



今年4月メキシコにて流行が始まった新型インフルエンザ(A/H1N1)。

ついに我が家にもやってきた。

次男が金曜日から発熱、昼過ぎには、39℃を超えた。近くの医院で検査した結果、やはりインフルエンザA型と診断された。

18歳未満ということでリレンザを処方され、帰宅後直ぐに吸引(リレンザという薬、飲み薬ではなく気管部分に吸引するというかなりかわりものの薬なのだ)。

翌日には、熱も下がり、部屋でパソコンをいじっている。

しかし、安心したのも束の間、つぎは、長男が発熱。明日は医院もやっていないから土曜日午後診があるところに飛び込んだ。

熱は、38度、上がり始めたばかりなのか。インフルエンザ反応は出なかった。しかし、念のためタミフルを出してもらった。

メキシコから半年をかけて、我が家までやってきたウイルス。

おかげで昨日と今日は医者通いで忙殺された。

また、バイク屋に行く時間がなくなってしまった。


Hard Day's Night / The Beatles


以前にも書いたが、自動二輪免許を取りにスクールに通っていた。仕事もあり、子育てもありと多忙を極めているのに…、やめときゃいいものをつい始めてしまった。

スクールでは、車の免許があるため、学科は免除。実技のみだった。教習の期間は、暑くもなく、寒くもなく。おまけに爽やかな晴天の日が多かったため、ホントに楽しみながらバイクに乗らせてもらっていた。

先日、無事に卒検をパス。課題の一本橋もフラフラしながらなんとか完走^^;。

あとは、明石で免許をもらえれば、ライダーの端くれにならせてもらえる。

今週か来週中には、都合をつけて行きたい。

この免許取得でblogをサボっていたが、そろそろ再開していくことにする。

この間、いろいろと突っ込みたくなることがらも多々あったが、忙しさもあり封印していた。

が、先日、夕刊に目を通していて、気になる記事が掲載されていたので、ここに紹介する。


ウルトラマーケット:閉鎖へ 演劇より災害備蓄 大阪市の方針転換に小劇団困惑

 関西小劇場の発信拠点で、大阪城ホール西倉庫(大阪市中央区、1200平方メートル)を利用している演劇空間「ウルトラマーケット」が、来年3月末で閉鎖されることが28日分かった。大阪市の災害備蓄品の倉庫に転用されるなどのためだが、劇団側は困惑している。

 ウルトラマーケットは、大阪市内の小劇場の相次ぐ閉鎖に伴い、関西の劇団が集まり、倉庫を管理運営する市の外郭団体・大阪城ホールから賃借して04年にスタート。現在10劇団が年間約200万円の賃借料などを支払い、演劇祭を開くなどしてきた。

 大阪市危機管理室によると、毛布など備蓄品の倉庫は市内に5カ所あるが、中心部に備蓄量が少なく、さらに4万人分、350平方メートルが必要。トラックが横付けできることなどから、倉庫を利用することにしたという。

 大阪城ホール側は「オープンして以降、小劇場の発展に貢献してきた」と説明。しかし、ウルトラマーケット代表で南河内万歳一座の内藤裕敬座長は「そもそも倉庫の有効利用を協力してやらないかとホール側に声を掛けられて始めた。契約更新しないから退去してというのは一方的だ」と話している。【濱田元子】
(毎日新聞 2009年10月28日 大阪夕刊)



ウルトラマーケット。演劇に興味がない人は、一体何なのか。わからない人も多いかもしれない。

関西の演劇を支えてきた劇場OMS(扇町ミュージアムスクェア)の閉館や近鉄劇場の閉鎖があいついだ2003年。

演劇は小屋がなければ観てもらえることができないものだ。表現できる場所の減少は、即、演劇という文化の弱体化につながってくる。

OMSや近鉄劇場が閉鎖となった当時、どこで演劇を上演するのか。関西の演劇をどうしていくのかというシンポジウムが頻繁に開催されていた。

そこで関西を代表する劇団・南河内万歳一座の内藤裕敬座長が出した答えが、大阪城ホール西倉庫を劇場にするというものだった。

倉庫を劇場に変えていくためには、大変な作業と機材が必要になる。しかも資金があまりない状況でだ。

鉄骨を組み上げ舞台を設営し、音響・照明機材を仕込み、客席をつくりようやく空間となってくる。

しかも劇場であるから消防法などもクリアしなければならない。

そして演劇を上演できる空間をつくりあげ、関西の10劇団が作品を発表してきている劇場としてウルトラマーケットは今日にいたっている。

自分も一観客として幾度となく足を運んできている。

今回の大阪市の判断は、ホントにそうなのと言いたくなる。

阪神大震災を乗り越えてきた神戸の人間として備蓄品を6か所においておくというのは得策なのか、疑問だ。

本来、大災害が発生した場合、避難所として機能するのは、小学校・中学校だ。仮に大阪市内に大規模な地震が発生した場合、道路網は寸断され、残存している道路には、車があふれだし、輸送網は機能不全となる。やはり、備蓄品は、各避難所である市内学校に備えておかなければ迅速な活用ができないのではないだろうか。

全国的にも少子化が進み、空き教室が発生してきている。大阪市といえども全く空き教室が無いはずはない。その場所を倉庫として使うほうがベターな選択だと考えるが。

阪神大震災から14年も経過してきたが、その間、全く使われていなかった大阪城ホール西倉庫が、突如として災害備蓄品を収納スペースとして使うとの案が浮上したが。

唐突かつ不可解なものだ。

ただ、大阪市民の命と関西の文化にかかわる問題だけに安易な結論だけは出してほしくない。

できることなら両者が共存できる道を模索してもらいたいと願っている。


Julian / Caravan


「ドジでマヌケでのろまなカメ」のセリフが今もしっかり記憶に残るドラマ「スチュワーデス物語」。

堀ちえみさんが主演で高視聴率をマークした。

ドラマは、かなりできの悪いものであったが、主演の堀さんの演技下手が作品にインパクトを持たせたものだった。

作品の良し悪しは、別にして当時、スチュワーデス(現在はキャビンアテンダントかな)が女性憧れの職業として取り上げられていた。

以来25年が経過、物語の舞台となった日本航空は苦境に喘いでいる。


日航、2500億円規模調達 経営改善計画、増資など検討

経営再建中の日本航空が2010年3月期に新たに2500億円規模の資金調達を検討していることが12日、明らかになった。増資で1000億円強を調達するほか、金融機関への追加融資要請や子会社株の売却に踏み切る。増資の一環として米デルタ航空からの出資受け入れ交渉に入り、商社や投資ファンドにも出資を要請する構え。当面の必要資金を確保すると同時に資本増強で財務を強化。路線整理や人員削減などリストラを進め、再建を軌道に乗せたい考えだ。
 日航は9月末をメドに国土交通省の監督下で経営改善計画をまとめる予定。抜本リストラを進めるには追加資金が必要で、2500億円規模の資金調達は改善計画の柱となる。(07:00)


日本航空には、公的資金の投入も取りざたされるほど苦しい経営状況だ。記憶に新しい原油高騰や昨年10月にリーマンショックによる輸送人員の急減が苦しい台所事情に追い打ちをかけた形になった。

たしかにこれまでも幾多の事件で経営状況を悪化させてきた。しかし外部要因だけではないはずだ。

最も大きな要因は、組織の中にある。

公的資金の投入や法的整理などではなく、ぜひ、自主再建を果たしてもらいたいものだ。

また、「キャビンアテンダント物語」などがドラマ化されるよう期待している。


↓空港つながりで…
中森明菜/北ウイング