インターホンを押し、笹木先生とのアポがある事を告げる。
新しいパートさんに促されて、面談のスペースへ入れてもらう。
50歳そこそこで、感じの良い人だ。
私はこの人のように、感じの良い人だと思われていたかな…?
温かいお茶を出されて、しばし笹木先生を待つ。
足音が聞こえたと思ったら、ボスと笹木先生が入ってきた。
反射的に立ち上がって、深々とお辞儀をした。
私→ご無沙汰しております。この度はどうぞよろしくお願いします。
地元ではそこそこ有名なケーキ屋で買ってきた焼き菓子を渡す。
挨拶もそこそこに、さっそく本題。
必要な書類を全て渡す。
ボスと笹木先生で、ざっと目を通してコピーしたりファイリングをする。
私は、戸籍謄本・住民票2通・課税証明書2通・経緯説明書・不倫の証拠となる写真や探偵さんからの報告書・ICレコーダー・診断書・結婚してから使っている私と子供達の預金通帳を持ってくるよう言われました。
クライアントとしての契約書と代理人弁護士としての委任状に、サインと印鑑を押す。
ボス→うん、よしよし。さぁ、こちらの希望する事を整理しよう。
【夫】
・子供達の親権
・養育費として、子供1人につき大学卒業まで1人5万円/月
・慰謝料500万円(一括)
・謝罪
【伊井さん】
・慰謝料300万円(一括)
・不倫に至った経緯説明文
・謝罪
笹木先生→慰謝料なんだけど、夫さんへは最低ラインとして400、伊井さんのは最低ラインとして200として交渉していく予定。
きっと希望の満額取っても許せるものじゃないけどね。
ボス→さてと。やり方としては、夫さんの方から、いわゆる円満調停か離婚調停を起こしてもらえれば楽なんだけど…どう?
私→夫が調停を自ら起こすとは思えません…
笹木先生→じゃあこっちから調停起こそうか。
私→こっちからですか?
笹木先生→そうそう。まずは別居してから支払われていない生活費、いわゆる婚姻費用ね、それの請求を調停でするんだよ。
その調停の中で、悪意の遺棄があった上に、不倫つまり夫側に不貞行為があったから、精神的にも経済的にも苦痛を強いられたので離婚を申し立てますって、慰謝料や養育費もそこで話すの。
ボス→通帳を見るかぎり、生活費として送金された形跡も無いしね。
私→調停しなければ裁判にできませんもんね…
笹木先生→夫さんは裁判できない(笑)勝てる要素が無いから、裁判になってもせいぜい慰謝料や養育費の減額を言うだけだと思う。
そんな負け戦なのに弁護士費用や裁判費用を被れるとは思えない(笑)
多分そうやって調停でゴチャゴチャと言い出すから、それなら裁判で決着つけましょうってスタンスでいよう。
ボス→うん。あと他に考えられるのは慰謝料や養育費払いたくないからっていうので、離婚したくない!とか。
子供達の親権よこせ!とか。
だけど、悪意の遺棄や不貞行為があった人に親権を渡す価値や必要がありますか?とやっていこう。
私→子供達だけは、向こうに絶対に渡したくありません!!
ボス→勿論!
…ただね、気をつけてほしいのは、子供達から目を離さないこと。
夫さんや姑さんが、勝手に幼稚園とか外で遊んでる時に迎えに行って拐ってくるかもしれない。そしたら取り返すのは難しい。だから、幼稚園にマナさん以外の人には、絶対に渡さないようお願いしておいて。
笹木先生→うん、それは絶対にお願いしておいて。
アキちゃんとハルくんにも。ママ以外の人とは出ちゃダメだよって。
戸籍上まだ夫婦だから、父親としての親権はまだあるからね。そうなったら警察でさえ動いてもらえない。
追い詰められた人は、何をしでかすか分からないから。
正直ゾクッとした…
そうだ。
夫は、まだ父親であり家族なんだ。
子供がパパだよ〜と言えば、幼稚園だって渡すだろう。
ウトやトメだって、東京のおじいちゃんとおばあちゃんだ。
◎幼稚園へ連絡
(私以外のお迎えは禁止)
◎アキとハル
(パパや東京のおじいちゃんおばあちゃんとは、勝手に話さない)
◎父母・サナ達
(夫側の人達に、子供達との接触をさせない)
●子供達から目を離さない!
赤ペンで大きくノートに書いた。
新しいパートさんに促されて、面談のスペースへ入れてもらう。
50歳そこそこで、感じの良い人だ。
私はこの人のように、感じの良い人だと思われていたかな…?
温かいお茶を出されて、しばし笹木先生を待つ。
足音が聞こえたと思ったら、ボスと笹木先生が入ってきた。
反射的に立ち上がって、深々とお辞儀をした。
私→ご無沙汰しております。この度はどうぞよろしくお願いします。
地元ではそこそこ有名なケーキ屋で買ってきた焼き菓子を渡す。
挨拶もそこそこに、さっそく本題。
必要な書類を全て渡す。
ボスと笹木先生で、ざっと目を通してコピーしたりファイリングをする。
私は、戸籍謄本・住民票2通・課税証明書2通・経緯説明書・不倫の証拠となる写真や探偵さんからの報告書・ICレコーダー・診断書・結婚してから使っている私と子供達の預金通帳を持ってくるよう言われました。
クライアントとしての契約書と代理人弁護士としての委任状に、サインと印鑑を押す。
ボス→うん、よしよし。さぁ、こちらの希望する事を整理しよう。
【夫】
・子供達の親権
・養育費として、子供1人につき大学卒業まで1人5万円/月
・慰謝料500万円(一括)
・謝罪
【伊井さん】
・慰謝料300万円(一括)
・不倫に至った経緯説明文
・謝罪
笹木先生→慰謝料なんだけど、夫さんへは最低ラインとして400、伊井さんのは最低ラインとして200として交渉していく予定。
きっと希望の満額取っても許せるものじゃないけどね。
ボス→さてと。やり方としては、夫さんの方から、いわゆる円満調停か離婚調停を起こしてもらえれば楽なんだけど…どう?
私→夫が調停を自ら起こすとは思えません…
笹木先生→じゃあこっちから調停起こそうか。
私→こっちからですか?
笹木先生→そうそう。まずは別居してから支払われていない生活費、いわゆる婚姻費用ね、それの請求を調停でするんだよ。
その調停の中で、悪意の遺棄があった上に、不倫つまり夫側に不貞行為があったから、精神的にも経済的にも苦痛を強いられたので離婚を申し立てますって、慰謝料や養育費もそこで話すの。
ボス→通帳を見るかぎり、生活費として送金された形跡も無いしね。
私→調停しなければ裁判にできませんもんね…
笹木先生→夫さんは裁判できない(笑)勝てる要素が無いから、裁判になってもせいぜい慰謝料や養育費の減額を言うだけだと思う。
そんな負け戦なのに弁護士費用や裁判費用を被れるとは思えない(笑)
多分そうやって調停でゴチャゴチャと言い出すから、それなら裁判で決着つけましょうってスタンスでいよう。
ボス→うん。あと他に考えられるのは慰謝料や養育費払いたくないからっていうので、離婚したくない!とか。
子供達の親権よこせ!とか。
だけど、悪意の遺棄や不貞行為があった人に親権を渡す価値や必要がありますか?とやっていこう。
私→子供達だけは、向こうに絶対に渡したくありません!!
ボス→勿論!
…ただね、気をつけてほしいのは、子供達から目を離さないこと。
夫さんや姑さんが、勝手に幼稚園とか外で遊んでる時に迎えに行って拐ってくるかもしれない。そしたら取り返すのは難しい。だから、幼稚園にマナさん以外の人には、絶対に渡さないようお願いしておいて。
笹木先生→うん、それは絶対にお願いしておいて。
アキちゃんとハルくんにも。ママ以外の人とは出ちゃダメだよって。
戸籍上まだ夫婦だから、父親としての親権はまだあるからね。そうなったら警察でさえ動いてもらえない。
追い詰められた人は、何をしでかすか分からないから。
正直ゾクッとした…
そうだ。
夫は、まだ父親であり家族なんだ。
子供がパパだよ〜と言えば、幼稚園だって渡すだろう。
ウトやトメだって、東京のおじいちゃんとおばあちゃんだ。
◎幼稚園へ連絡
(私以外のお迎えは禁止)
◎アキとハル
(パパや東京のおじいちゃんおばあちゃんとは、勝手に話さない)
◎父母・サナ達
(夫側の人達に、子供達との接触をさせない)
●子供達から目を離さない!
赤ペンで大きくノートに書いた。