寝室からそっと出て、脱衣所に向かう。

夫の洋服についた化粧品らしき痕跡をカメラに収めて、ふらふらとリビングへ戻り、ソファに座りました。

もう一度ケータイを取り出し、メールの画像を見つめる。





メール読みました。
ありがとうございました。
今日はもう夫も寝ていますので、切り上げてください。
13日のことについては、また後ほどメールください。

と、探偵さんへ返事。






もう頭がグルグルして、地面がユラユラぐらついてるような感覚。






バーベキューのときに、私へ話しかけてきた伊井さんの顔が浮かぶ。

画像の伊井さんは、オンナの顔と目付きを、私の夫に向けて抱き合っていた。

どんな顔をして、夫と私の子供達に会っていたのだろう。

何を考えて、夫と子供達を見ていたのだろう。

2月の終わりに、私が流産したと知っているのだろうか。

もし知っていたのなら、どんな気持ちで夫に向き合っていたのだろうか。







二人をコロしてやりたい。