そんな中で気をつけないといけないのが鹿を轢いてしまうこと。大きな動物だし、なにせ田舎なので制限速度も市街地を抜けると60マイルにもなり90キロ以上。ぶつかるとかなりのダメージになります。
実際一度うちの主人が運転してたときに真横から鹿が飛び出してきてラジエーターから不凍液が漏れて修理工場まで行く直前でエンジンがヒートアップ。最後は主人のトラックで後ろから押してもらって駐車場にやっと止められたことがありました。
そんな鹿たちですが、普段は鹿も私もシカトです(笑)。餌付けしてる人も多いのですがあまり自然に介入したくないのでうちはしません。
鹿がうちの地所にいてもお互い目も合わせず無視です。
しかし、人間や車に慣れているだけあって車に対しても堂々としてます。車が来ても何食わぬ顔で目の前を横切ります。まさに鹿のシカト…
あまり走って逃げたりすることもないくらいです。
実は昔は私も鹿がいると嬉しくてバイバイなんてしてたのですがある時から止めました。
やっぱり野生は野生…ですからね。
鹿も見るときは運転してる私の顔をしっかり見るんです。車が勝手に走ってるのではなく人間が運転してるってわかってるみたいです。
夜の道を走っていて鹿が道の真ん中にいるとよくびっくりして動けなくなってたりします。そういうときの状態をdeer caught in the headlightsと言います。あとは人がびっくりした顔のときの表現なんかでも使いますね。どこでもおなじみの光景と思わせる表現なんですね。