UFC136:EDGAR vs MAYNARD 3
2011/10/8@テキサス州ヒューストン:トヨタセンター
またしても、UFCで凄いものを観てしまった。そんな気分だ。ケイン・ベラスケスやジョン・ジョーンズが台頭し王者が入れ替わった2011年、あるひとつの階級では王座を巡る熾烈な争いの決着が持ち越しになっていた。それがライト級。王者、フランク・エドガーと絶対ライバル、グレイ・メイナードによるダイレクトリマッチのチャンピオンシップ。これがとてつもなかった。
今大会のファイト・オブ・ザ・ナイトに選出されたナム・ファンとレオナルド・ガルシアのフルタイムノンストップの攻防戦。見事なサブミッション完勝後にアンデウソンにセンス抜群のヒールコメントを投げつけたチェール・ソネン。最強チャレンジャーのケニー・フロリアンを堂々と退けたジョセ・アルド。
次々とトップレベルのMMAが披露された上に、こんなメインイベントの衝撃が用意されていたとは、格闘技ファンにとって極上の贅沢だった。
ふたまわりは大きく見えるメイナードが第一ラウンドでチャンスを作り出した。アッパーでエドガーをぐらつかせ、パンチアウト寸前の大猛攻。あと1分あれば念願のベルトはメイナードの腰に巻かれていただろう。
顔を腫らし血を流し、絶体絶命の窮地を脱したエドガーは信じられない回復を見せ、時の進行と共にエナジーを増していく。
そして、MMA史上に残るシーンでケジメの決着をつけたのは王者・エドガーだった。体格勝るメイナードに仕返しパンチでぐらつかせ、タイミングばっちりのフックを鮮烈に打ち抜き、フィニッシュ。
軽量のライト級でこれほどまでにエキサイティングな試合はそうお目にかかれない。日本人としてはPRIDE時代の五味がオーバーラップするが、技術的には現在進行形のUFCが大くきく進化していると認めざるをえない。極上を極めた、史上最高のライト級マッチだった。
これまでUFCで幾多の熱戦を観てきたが、その進化、その勢いは天井知らず。UFCこそMMAなり。そう認めてUFCに没入することを強くお勧めする。日本人にはまったく馴染みのないファイターが今や世界のトップとして凌ぎを削り合う時代だが、外国人ファイターが大好きだった日本人はすんなりUFCを受け入れられるはずだ。
フランク・エドガー、グレイ・メイナード。まずこの2人の名前はすぐにインプットしてほしい。そして次の防衛戦には日本でお馴染みのギルバート・メレンデスの名前が挙がっている。こうしてUFCは日本のファンともクロスオーバーしていく。
何度でもエドガーのフィニッシュブローを頭の中でプレイバックできる。素晴らしき名勝負はファンにとって永遠の宝である。
UFCという生きた宝箱がこれからも最高の最上級を更新していってくれる。


2011/10/8@テキサス州ヒューストン:トヨタセンター
またしても、UFCで凄いものを観てしまった。そんな気分だ。ケイン・ベラスケスやジョン・ジョーンズが台頭し王者が入れ替わった2011年、あるひとつの階級では王座を巡る熾烈な争いの決着が持ち越しになっていた。それがライト級。王者、フランク・エドガーと絶対ライバル、グレイ・メイナードによるダイレクトリマッチのチャンピオンシップ。これがとてつもなかった。
今大会のファイト・オブ・ザ・ナイトに選出されたナム・ファンとレオナルド・ガルシアのフルタイムノンストップの攻防戦。見事なサブミッション完勝後にアンデウソンにセンス抜群のヒールコメントを投げつけたチェール・ソネン。最強チャレンジャーのケニー・フロリアンを堂々と退けたジョセ・アルド。
次々とトップレベルのMMAが披露された上に、こんなメインイベントの衝撃が用意されていたとは、格闘技ファンにとって極上の贅沢だった。
ふたまわりは大きく見えるメイナードが第一ラウンドでチャンスを作り出した。アッパーでエドガーをぐらつかせ、パンチアウト寸前の大猛攻。あと1分あれば念願のベルトはメイナードの腰に巻かれていただろう。
顔を腫らし血を流し、絶体絶命の窮地を脱したエドガーは信じられない回復を見せ、時の進行と共にエナジーを増していく。
そして、MMA史上に残るシーンでケジメの決着をつけたのは王者・エドガーだった。体格勝るメイナードに仕返しパンチでぐらつかせ、タイミングばっちりのフックを鮮烈に打ち抜き、フィニッシュ。
軽量のライト級でこれほどまでにエキサイティングな試合はそうお目にかかれない。日本人としてはPRIDE時代の五味がオーバーラップするが、技術的には現在進行形のUFCが大くきく進化していると認めざるをえない。極上を極めた、史上最高のライト級マッチだった。
これまでUFCで幾多の熱戦を観てきたが、その進化、その勢いは天井知らず。UFCこそMMAなり。そう認めてUFCに没入することを強くお勧めする。日本人にはまったく馴染みのないファイターが今や世界のトップとして凌ぎを削り合う時代だが、外国人ファイターが大好きだった日本人はすんなりUFCを受け入れられるはずだ。
フランク・エドガー、グレイ・メイナード。まずこの2人の名前はすぐにインプットしてほしい。そして次の防衛戦には日本でお馴染みのギルバート・メレンデスの名前が挙がっている。こうしてUFCは日本のファンともクロスオーバーしていく。
何度でもエドガーのフィニッシュブローを頭の中でプレイバックできる。素晴らしき名勝負はファンにとって永遠の宝である。
UFCという生きた宝箱がこれからも最高の最上級を更新していってくれる。