FIGHT FOR JAPAN DREAM JAPAN GP 201バンタム級日本トーナメント
2011/5/29@さいたまスーパーアリーナ
直前コラム
「おかえりなさい!待ってました、DREAM!」とまずは喜びを表そうではないか。昨年大晦日のDynamite!以来、実に半年も日本の“メジャー”と言われる大規模イベントがご無沙汰してしまった。その間は大会開催に代わって、ネガティブなニュースが飛び交う始末。なんで日本の格闘技界がこんな状況になってしまったのか、早くかつての熱気を取り戻して新たな未来を築いていってもらいたいものだが・・・何をもってしてのメジャー格闘技だったのか、直面している現状はネガティブ極まりない。
戦極/SRCが某格闘技専門誌に掲載された記事内容を理由に親会社スポンサーの撤退を示唆、結果SRCとしての独自のイベント開催を休止・・・なんとも不可解な顛末だが大晦日にDREAMと協力しあったもう一方の雄が消滅したことは事実である。
そして、K-1とDREAM出場外国人選手へのファイトマネー未払い問題・・・ファイター自ら海外メディアのインタビューや自らのブログやツイッターで切実に訴えているものの、日本の格闘技メディアでは取り上げられる気配もなし。日本の格闘技業界を牽引してきていたはずのK-1が何故こんなことになってしまったのか。
日本がこんな事態である一方で、海外の格闘技シーンは盛り上がっている。UFCはますます勢力拡大中。かつてK-1やPRIDEが定番ビッグマッチを開催してきたスタジアムに初進出し見事にソールドアウトで大観衆を集めている。
K-1と協力関係にあったヨーロッパのIT'S SHOWTIMEは主催興行を順調に重ね、遂に独自に日本版を立ち上げる動きに。いまだギャラを支払わないにK-1に対する公式声明文を発表した。
渦中のK-1も時を同じくして半年の沈黙を破りイベント再開を発表。やはりなんだかんだ言っても日本を代表するK-1とDREAMの動きにファンは敏感に反応する。未払い問題は真摯に早々に解決してもらい、充実した興行をコンスタントに開催して日本の格闘技業界を盛り上げてほしいものだ。
前置きが長くなったが、やっと、DREAMが帰ってくる。戦極/SRC亡き今、UFCを選んだ者以外の日本人ファイターが目指すべき最高峰の舞台がDREAMに絞られたことになる。そこでDREAMが選んだ道は“ジャパングランプリ”。これは正しい。
かつてPRIDEが生み出したムーブメントはアメリカのUFCにそっくり移り、もはや日本の地にあの頃のような海外トップファイターがこぞってやって来るなんてことは夢のまた夢となってしまった。提携していたストライクフォースも今やUFCの傘下となり日本とのパイプはカットされた。
ならば日本では何ができるのか、何をすればよいのか・・・今回大会のように日本に特化すればよいのだ。プロ野球やサッカーと同じく、格闘技もワールドワイドなスポーツとなったということ。DREAMで堂々と日本一を決め、世界に通ずる日本人ファイターを育て、世界に送り出して行けばいいのだ。
そんな地に足着いた健全モードの再出発姿勢が見て取れる今大会は充実しまくりの贅沢ラインナップが素晴らしい。
PRIDE~DREAMの歴史で初めて日本に特化された“JAPAN GP”の企画であること、しかも対世界で日本人が最もポテンシャルを発揮できそうで日本で最も選手層が厚い“バンタム級”にフォーカスしたこと、これらが今大会への興味を掻き立ててくれる大きな要素となっている。
K-1方式を取った抽選自選式トーナメント組み合わせも新鮮なカードが生まれるマジックを生んだ。
取り分けて最注目が所英男vs前田吉朗。どちらにも長く深い思い入れがある屈指の個人的メインイベントだ。このカード見たさに会場ライブ観戦を決めた。
他の人選も文句なし。DEEP王者・今成、ZST王者・藤原、大沢、大塚、所に勝っている山本篤、と実力拮抗状態が観る者の心をくすぐりまくる。
バンタム級グランプリと共に並んだワンマッチは見事なまでのジャパンオールスターズ。
フェザー級は石田vsヨアキム、リオンvs松本、宇野vsウィッキー、ライト級は菊野vs中村、そして王者・青木登場。
川尻、高谷、宮田がいなくてもこの満腹感。これが一夜で見れてしまうのだからたらまない。
日本人は日本人の闘いに一番感情移入するもの。見渡して見れば今大会に“助っ人ガイジン”は2人だけ。日本で開催される日本人のための大会ならこれでいいのだ。
久しぶりに体感できる聖地・さいたまスーパーアリーナの雰囲気。格闘技ファンにとっては格別な心のオアシス。この場所に帰ってくる日本MMA最高峰が臨む新たな“ジャパン”の価値作り・・・これを共に作っていくのもファンの役目。
日本格闘技再出発を祈願して、早々にさいたま新都心に乗り込み景気づけの酒盛りだ。DREAMが牽引する日本MMAの栄えある未来に乾杯!
2011/5/29@さいたまスーパーアリーナ
直前コラム
「おかえりなさい!待ってました、DREAM!」とまずは喜びを表そうではないか。昨年大晦日のDynamite!以来、実に半年も日本の“メジャー”と言われる大規模イベントがご無沙汰してしまった。その間は大会開催に代わって、ネガティブなニュースが飛び交う始末。なんで日本の格闘技界がこんな状況になってしまったのか、早くかつての熱気を取り戻して新たな未来を築いていってもらいたいものだが・・・何をもってしてのメジャー格闘技だったのか、直面している現状はネガティブ極まりない。
戦極/SRCが某格闘技専門誌に掲載された記事内容を理由に親会社スポンサーの撤退を示唆、結果SRCとしての独自のイベント開催を休止・・・なんとも不可解な顛末だが大晦日にDREAMと協力しあったもう一方の雄が消滅したことは事実である。
そして、K-1とDREAM出場外国人選手へのファイトマネー未払い問題・・・ファイター自ら海外メディアのインタビューや自らのブログやツイッターで切実に訴えているものの、日本の格闘技メディアでは取り上げられる気配もなし。日本の格闘技業界を牽引してきていたはずのK-1が何故こんなことになってしまったのか。
日本がこんな事態である一方で、海外の格闘技シーンは盛り上がっている。UFCはますます勢力拡大中。かつてK-1やPRIDEが定番ビッグマッチを開催してきたスタジアムに初進出し見事にソールドアウトで大観衆を集めている。
K-1と協力関係にあったヨーロッパのIT'S SHOWTIMEは主催興行を順調に重ね、遂に独自に日本版を立ち上げる動きに。いまだギャラを支払わないにK-1に対する公式声明文を発表した。
渦中のK-1も時を同じくして半年の沈黙を破りイベント再開を発表。やはりなんだかんだ言っても日本を代表するK-1とDREAMの動きにファンは敏感に反応する。未払い問題は真摯に早々に解決してもらい、充実した興行をコンスタントに開催して日本の格闘技業界を盛り上げてほしいものだ。
前置きが長くなったが、やっと、DREAMが帰ってくる。戦極/SRC亡き今、UFCを選んだ者以外の日本人ファイターが目指すべき最高峰の舞台がDREAMに絞られたことになる。そこでDREAMが選んだ道は“ジャパングランプリ”。これは正しい。
かつてPRIDEが生み出したムーブメントはアメリカのUFCにそっくり移り、もはや日本の地にあの頃のような海外トップファイターがこぞってやって来るなんてことは夢のまた夢となってしまった。提携していたストライクフォースも今やUFCの傘下となり日本とのパイプはカットされた。
ならば日本では何ができるのか、何をすればよいのか・・・今回大会のように日本に特化すればよいのだ。プロ野球やサッカーと同じく、格闘技もワールドワイドなスポーツとなったということ。DREAMで堂々と日本一を決め、世界に通ずる日本人ファイターを育て、世界に送り出して行けばいいのだ。
そんな地に足着いた健全モードの再出発姿勢が見て取れる今大会は充実しまくりの贅沢ラインナップが素晴らしい。
PRIDE~DREAMの歴史で初めて日本に特化された“JAPAN GP”の企画であること、しかも対世界で日本人が最もポテンシャルを発揮できそうで日本で最も選手層が厚い“バンタム級”にフォーカスしたこと、これらが今大会への興味を掻き立ててくれる大きな要素となっている。
K-1方式を取った抽選自選式トーナメント組み合わせも新鮮なカードが生まれるマジックを生んだ。
取り分けて最注目が所英男vs前田吉朗。どちらにも長く深い思い入れがある屈指の個人的メインイベントだ。このカード見たさに会場ライブ観戦を決めた。
他の人選も文句なし。DEEP王者・今成、ZST王者・藤原、大沢、大塚、所に勝っている山本篤、と実力拮抗状態が観る者の心をくすぐりまくる。
バンタム級グランプリと共に並んだワンマッチは見事なまでのジャパンオールスターズ。
フェザー級は石田vsヨアキム、リオンvs松本、宇野vsウィッキー、ライト級は菊野vs中村、そして王者・青木登場。
川尻、高谷、宮田がいなくてもこの満腹感。これが一夜で見れてしまうのだからたらまない。
日本人は日本人の闘いに一番感情移入するもの。見渡して見れば今大会に“助っ人ガイジン”は2人だけ。日本で開催される日本人のための大会ならこれでいいのだ。
久しぶりに体感できる聖地・さいたまスーパーアリーナの雰囲気。格闘技ファンにとっては格別な心のオアシス。この場所に帰ってくる日本MMA最高峰が臨む新たな“ジャパン”の価値作り・・・これを共に作っていくのもファンの役目。
日本格闘技再出発を祈願して、早々にさいたま新都心に乗り込み景気づけの酒盛りだ。DREAMが牽引する日本MMAの栄えある未来に乾杯!