STANDiary | 【STAND】シンジニシムラの”Anything Goes”なアクションレポート-2011021521030000.jpg

1つのシリーズで最終戦に向けた対抗図式のストーリーが絶妙に展開するようになった最近の新日本プロレスが面白い。


誰かと誰かが何かをきっかけに抗争に発展し、その決着は最終戦のビッグマッチで・・・というフォーマットに気持ちいいくらいにハマっている。


これはWWEの手法そのものだが、これを日本流に味付けし我が物にしつつあるのが現在進行形の新日本プロレスなのだ。
“ストロングスタイル”から“ニュージャパンエンターテイメント”へ・・・あえて“新・新日本プロレス”として捉えれば昔ながらのファンも開き直って今の新日本プロレスを受け入れることができるのではないだろうか。


PPVとテレ朝枠の最終戦に向けた“前哨戦”が意味あるマッチメイクになっている。


IWGPヘビーとジュニア両王座の王者と挑戦者がタッグ対決。棚橋&デイヴィットvs小島&TAKAみちのくは二連戦で星を取り合った。
タッグ選手権のバーナード&アンダーソンvs中西&ストロングマンは組み合わせを変えたシングルマッチ二連戦で同じく星を取り合った。
分かっちゃいるけどご丁寧な勝ち負けイーブンの流れは決着への最適なプレリュードとなる。


ほかにも、しつこく抗争が続くタイガーマスクと石井にはギミックが加えられ飽きさせないことに成功している。
真壁には、小島の子分をまとめてお仕置きしていたところに元WWEスーパースターを投入というスパイスが。5月に決定している初のアメリカ東海岸ツアーでのライノ戦が発表されている真壁の新展開に繋がるのかもしれない。


突然ふってわいた後藤と内藤の“世代闘争”、天山が復帰以来なにかと絡んできた飯塚とは永田の青義軍と中邑のCHAOSの軍団抗争に発展。
どこをどう切っても全てが対抗図式のストーリーに仕立てあげられた新日本プロレスの試合内容よりも結果が気になってしまう今日この頃なのだ。


最終前哨戦となった後楽園ホール大会は大いに盛り上がった。
全試合終了後もすぐに帰路につく者はなく、次に続くマイクアピールを待っている。そして最後を締めた棚橋に大コール。
なんか実にいい雰囲気に思わず顔がほころんでしまう。


新日本プロレスは時代に順応して生きているのだ。