STANDiary | 【STAND】シンジニシムラの”Anything Goes”なアクションレポート-2010102415160000.jpg

STANDiary | 【STAND】シンジニシムラの”Anything Goes”なアクションレポート-2010102420090000.jpg

DEEP 50 IMPACT
2010/10/24@JCBホール


DEEPの魅力は、なんと言っても“奇想天外”なところである。格闘技とはこういうもの、という固定観念を取っ払った自由度に、旗揚げ以来興味をそそられまくり、欠かさず通った。
当時はPRIDEを向こうにまわし、DEEPは“夢のB面”なんて感じで実に空気感がよかった。


村浜vsホイラー、ルチャリブレ軍団、ボクシングのラバナレス、ムエタイのランバー、和田レフェリー、修斗×パンクラス×リングス・・・雑多感、ごった煮感がたまらなかった。


一方でDEEPでプロキャリアをスタートさせた選手も多く、これが現在のDEEPに繋がっている。
バラエティさが売りだったDEEPはやがて、日本人選手の育成を土台とした、日本人の実力派が集結した国内で一番充実した団体となっていた。
やっぱりマッハが出場したときにDEEPそのものの価値が高騰したと思う。TKや三島の実績も大きかった。DEEPは日本人による特別な夢舞台になっていった。


旗揚げから10年目、ナンバーシリーズとしてキリよい50回目の本戦大会は、世界でも類を見ない超豪華版の全15試合。
DEEPで成長してきた者、過去に参戦経験あるビッグネームのほか、初期DEEPを彷彿させるゲスト系の存在が味わい深いアクセントになっていた。だって、元ボクシング世界王者に巨漢ムエタイ、元ジャイアント・バボに元リングス・山本とは!


久々のバラエティラインナップの中で現在のDEEPだからこそ作ることができる王者クラスの日本人対決では空気が一変。
前田と大塚、今成とDJ、極めつけは菊野と帯谷。DEEP育ちの菊野は王者に戴冠以来見るたびに逞しさを増している。全試合の中でずば抜けたボディとアクションを披露した。


こんな選手たちを産み育て、自前でこれだけのカードを組めてしまうなんて、もはやDEEPは事実上、日本を牽引する最重要プロモーションであると断言したい。


佐伯さんというひとりの愛が回を重ねるごとに膨らんでいくDEEPってほんとに凄いよね。感服します。