厳密に言えば、メタルとラウドは別ジャンルなわけで、実は往年のオールドメタルファンはラウド系を毛嫌いする傾向が強い。
実際に生粋のメタルバンドが自らの意志かレコード会社からの強要かいずれにせよ、中途半端にラウドチックに音を変え、メタルというジャンルの存在自体が中途半端になってしまった時期があった。
そんな頃にシーンで頭角を現したのがコーンだった。
私の場合は当時すんなりラウド系に移行し、純メタルから完全に離れていた時期があった。
だからラウドパーク参戦バンドで私がまったく触れていないものも多数ある。
だけどメタルとラウドは普通に二股LOVEできる。
コーンとオジーだなんて、私にとっては最高のダブルヘッドライナーである。
で、ラウド側の大ボス・コーンは純メタルとは違うノリで貫禄を見せつけた。
場内では若い部類のオーディエンスがアリーナに詰めかけ、縦ジャンプとモッシュピットでコーンの音に応える。
両足を踏ん張り立つメタルに対して、ラウドは体全体で感じるボディミュージック。
ジョナサンの体感ぶり激しい様がコーンの音を証明している。
コーンのライブと言えば、体全体に響く重低音ベース。
この日もこれが炸裂したが、何故か初期楽曲に顕著だった。
コーン最新作の選択は正しかったことになる。

