今日夕方、日本代表が関西空港に帰国しましたが、特に気になっていたのが駒野の立ち振る舞いでした。


いつも不思議に思うが、ハリウッドセレブや人気俳優が来日する際に、どうしてこうもタイミングよく空港で待ち構えるかのようにファンが溢れかえるのか。
テレビで見た空港のシーンは、人、人、人の人垣状態。その中に、日本全土をひとつにしてくれた日本代表チームが通り抜け、それはそれはのフィーバー状態。
そりゃ、その場に居合わせたら冷静にいられるはずがありません。


ニュース番組の断片的映像で垣間見た程度ではあれど・・・注目の駒野は、笑顔だった!


なんだかとっても安心した、というか嬉しかった。


選ばれし5人が勝敗を担ってゴールに向かって一蹴するPKという制度は、本来のサッカー自体のゲームとは別次元の強引な勝敗決定システムでしかありませんが、ルール上これをクリヤーしなければ上に進めないのだから仕方ありません。
シュート一発の行方がチームの勝敗を左右する。しかも国を背負っている。こんなプレッシャーはそうそうあるものではありません。


ゴールポストに当ててしまった直後の駒野の姿、駒野の涙・・・
何度もテレビでリプレイされますが、その度に感情が揺さぶられます。
とはいえ、駒野選手本人の感情には到底及びませんが・・・


駒野が外したから負けた。
正直にそう言っていいと思います。
その責任感を駒野選手本人が誰よりも感じているからこその涙。
そして、そんな駒野選手の気持ちを自分だったら・・・と置き換えられるからこそ同志として駒野選手の肩を組むチームメイトたち。


結果を超えた、スポーツが生み出す感情の結晶の一部分。
一部分でも、こんなにも感じ取り、感情を共有できる。


帰国した駒野選手が時を経て、堂々とした笑顔でコメントを発し、次への気持ちを表現してくれたことが、今回のワールドカップで日本代表が勝ち得たモノなのではないでしょうか。


そんな彼らと同じ時を生きていたことに感謝すると同時に、スポーツが生み出す感情の特別さを改めて感じさせてもらったワールドカップでした。