“アブダビ”と言えばやっぱり『アブダビコンバット』。90年代後半期に世界から選りすぐりの総合ファイターをグラップリングで闘わせてしまうという企画と、顔ぶれと、主催者の王子様のインパクトに、それはそれは興味をそそられたものです。
無差別級戦も実施してしまう大胆さと、そこから生まれたミラクルにときめいたものです。マッハがリコ・ロドリゲスを極めてみせたなんてニュースには心底驚かされました。


格闘技黎明期ならではの摩訶不思議な可能性と期待が入り交じったドキドキワクワク感と言えば分かってもらえるでしょうか、未成熟な夢が渦巻いていたわけであります。


アブダビコンバットは今ではサブミッションレスリングの世界大会としてアブダビの地を離れて開催されるようになっていますが、“アブダビ”は格闘技(オールド)ファンにとっては揺るぎなきブランドネーム。この“アブダビ”に格闘技の進化形を凱旋させるUFCのセンスにしてやられました。


UFC初のアブダビ大会で初の屋外大会。一体どんな雰囲気になるのか、まず会場の世界観の想像で胸が膨らみます。


アブダビに縁深いヘンゾ・グレイシーがUFC初参戦でマット・ヒューズ戦。クートゥア対コールマンに次ぐ“レジェンド”ラインの本格化になりそうです。


アンデウソン・シウバ対ビトー・ベウフォートのチャンピオンシップという好カードもあり、BJペンの防衛戦もあり、早くも涎出まくりです。


格闘技の聖地・アブダビに巡礼したいと願い始めたのでした。