連日榊愛子を熱演(!!)している真飛さんからメッセージをいただきました!
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東京公演も折り返しを過ぎました!
が、まだ慣れが来ないです(笑)。
会話劇ならではのテンポ感がとてもあって、いい意味で慣れずに毎回新鮮に演じています。
他のキャストの皆さんがどういうふうに来るかが予測不可能で、
演じる人の呼吸で毎回変わっていくのは生の醍醐味でもあり、とても楽しいですね!
だけど、やっぱりとても難しいなとも感じています。
私達が慣れれば慣れるほど、ワーッと弾けてしまって、
お客様がついてこられなくなってしまう可能性もあるので、
セリフを聞き取れるテンポだったり、ちゃんと場面の理解が出来る流れ、
リズムを作っていかなくてはいけません。
お客様の反応を感じつつ難しいなー…と思いながら、日々演じています。
実は、2回公演で愛子をやる日は本当に疲れちゃいます(笑)。
あんなにウワーッと感情を出していくことは自分には無いので。
ただ、勢いがあるところは似ているかもしれないので、
そこが「役作りしてないでしょ」と言われる要因かもしれません。
いい意味で役作りしていて、いい意味で役作りしていません。
…って、どっちなんだっていう話ですけど(笑)。
愛子のちょっとおバカなところが愛嬌として伝われば良いかな。
出番でない時も舞台上にいるという、ちょっと変わった仕組みですけど、
演じている皆さんを観ていて、飽きが来ないですね。
観れば観るほどというか、噛めば噛むほどハマってくる物語で、
それぞれのキャラクターは憎めないし、なんだか愛おしいです。
誰もが感じた事がある感情やセリフもたくさんあって、
お客様自身にも同じ気持ちを感じていただける参加型というか。
舞台にいてお客様がすごく楽しんでくださっているというのが伝わってくるので、
一緒に作品を作っていってる感じがしてます。
東京公演もあと1週間を切りました。
舞台・客席一体となって楽しんでいきましょう!!
真飛聖