4月26日の木曜日
前日に雨で順延となった東洋大×國學院大の2回戦を観戦。
今年は北海道にゆかりのある選手に注目しようと決めたので
ぼんやり見がちなアマチュアの試合もしっかり目的を持って観戦できる。
両校ともに見るのはこの春リーグで2度目。なんとなくわかる。
東洋大は今ドラフトで注目の投手3人と強打の内野手がいるタレント集団。
國學院大は北海道にゆかりのある選手が多くちょっとした贔屓になりつつある。
戦力的にみると東洋大の方が上というのが大方の見方。
ただこの試合は北海道出身の2人の選手が活躍した國學院大が勝つのである。
終盤まで緊迫した場面が続くナイスゲームでした。
ということで北海道出身選手の活躍を紹介。
●鎌仲純平(外野手 北海高校)
この日は4番レフトでスタメン。
たしか6回に16年選抜の優勝投手である東洋大の先発村上頌樹から
逆方向の左中間にホームラン。
次の打席でもタイムリーを放ち4番の仕事をしっかり果たす。
巧さも力強さも見せてもらったので嬉しかったですが
まだオーラというか佇まいというかは少し弱いかなという印象です。
世代トップクラスになるとシートノックから雰囲気が違うもんです。
そこを目指してほしいし、目指せると思います。
今年は3年生。あと1年半、期待しながら見たいと思います。
もう1人紹介。
●上出拓真(投手 札幌第一高校)
たしか3番手か4番手で登板。
交代直後のイニングは無失点で切り抜けるも
2イニング目でリードを守れず降板。
テイクバックの大きいフォームはどこか昭和臭い。
細身だが手足が長く投手らしい体型ともいえる。
まだ2年生。東都の1部リーグで登板機会を得られるだけで
十分凄いのだから焦らず急がず成長してほしい。
余談なのだがこの試合は6回くらいまで
バックネット裏の上段付近で観戦していたのだが
大学関係者なのか綺麗な身なりをしていたおじいさん2人が
階段を踏み外して通路の奥の席の背もたれに激突して
周りの席のお客さんを震撼させたり
ファウルボールを避けようとした際に
足を引っ掛けたのか分からないが思いっきり前のめりに転んだりと
野球観戦時の注意事項みたいなものをまじまじと見せられた気がしている。(多分そんなことはないが)
要するに、ちゃんと試合見てろってこと。(違う気もするが)
野球だけではなく色々なことを考えさせてくれる
東都大学野球リーグ。
おすすめです。