日本Sフライ級3位 白石豊土 5連勝! | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

昨夜の後楽園ホールUNTOUCHABLE FIGHT16(川島ジム主催)のセミファイナルに日本Sフライ級3位白石豊土(協栄)選手が出場。9月29日、杉田純一郎(ヨネクラ)選手との試合以来2ヶ月弱の間隔であるが、これは同僚古川高広選手のピンチヒッター。

とはいっても、杉田戦翌日からジムに姿を見せている白石選手。いつでも試合できる体勢にはある。対戦相手は永安潤之介(川島)選手。昨年7月、敗れているだけに負けられない。


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永安第1戦は、自分のやりたいようにやって自滅といった印象。

「アレで負けですかね」

「負けだよ。当たり前だろう」

2連敗となった白石選手は、日本ランカー奈須勇樹(角海老宝石)選手との再起戦を迎える。

「白石のあんなオカマみたいなパンチで、どうやってあんなパンチあるヤツ(奈須選手)に勝つんだよ」

大竹マネジャーの言う通りである。白石選手がサンドバッグを打つ。かかる声は、「オイオイ、もっと強く打てよ。オカマパンチ禁止!」。

奈須選手との試合(10月)は、「オッ、今日はいつもと違うじゃん。いいかもね。でもわかんないよ白石だから」という立ち上がりから、前に出る試合を展開。5回TKOに降し、連敗脱出、13ヶ月ぶりの勝利、ランク復帰を決めることが出来た。

ちょっと変わってる?(~~)”ぜんまい”白石選手。突然、「自転車で九州の実家まで行って来ます」と言って来たことがあった。アレは、永安第1戦の後のことかと思っていたが、ランクを失った福本雄基(三谷大和S)戦(昨年2月)の後だった。

”ぜんまい”巻いて自転車武者修行までして連敗するのはいかにも彼らしいのだが。(~~)

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奈須戦が自信になった白石選手は、上位の杉田選手も7回終了でストップし4連続KO勝ち。代打の永安戦は、最後に負けた相手に借りを返す絶好の機会。しかし、「向こうも勝負賭けてくるよ。最近負けてるけど、お前には勝っているんだからな」。

永安選手はキャリア7年半のベテラン。最近負けが込んでいるとはいえ、そうそうたる顔ぶればかり。現Sフフライ級1位赤穂 亮 (横浜光)選手とは1-2の惜敗。川島会長の期待がわかるマッチメイクで鍛えられている。1年前に勝った相手が今やランク3位。燃えるのは当然だろう。

「一生懸命しっかりやれよ。楽しようとするなよ」

「ハイ!」

返事はすこぶるいい。小さな時から返事のよさだけは褒めらてきたという。


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試合開始。すぐに白石選手は前に出る。「今日は大丈夫だよ」。話と違って何にもしない試合をいくたびか経験しているので油断のならぬ白石選手だが、今夜は話の通りやりそうだ。(写真提供は、とみぃ・は~んず さん。ありがとうございます)

「いやァ~、相当研究されてました」

「だからそう言ったろ。考えてやれって」

4連続KO中。やはり今日もKOでという考えはどうしてもあるのだろう。その分、丁寧さが無くなる。”ぜんまい”は最後まで切れることなく白石選手は最後まで前に出たが、ビッグチャンスを活かそうと永安選手も最後まで頑張り試合終了。


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規定の8回を終了。採点は79-74が2者と80-72で白石選手と出たが、永安選手のランク取りに賭ける執念も素晴らしかった。

「雪辱したんだからいいよ。だけど、わかってるだろ」

「また明日からジムだな。忘れないうちにやっとけよ」(~~)

「ハイ!」

勝った試合後の返事は最高の出来である。

ご声援いただきました皆様、ありがとうございました。まだまだ、もっとやれると思いますので、今後もよろしくお願い致します。

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