やり方を変えるとき
こんにちは、田村です。
大震災後で自粛ムードが漂っていますが、私自身は以前にも増して忙しい毎日を過ごしています。
仕事の面では、大震災後に次の3つの変化がありました。
第1に、フィットネスクラブ企業訪問が増えました。
第2に、商談の機会が増えました。
第3に、4月以降のビジネスについて。
第1のフィットネスクラブ訪問について。
理由は大震災後の営業・運営に関するサポート業務のためです。
言うまでもなく、大震災による経済への影響は広範囲かつ深刻です。
フィットネスクラブ企業様におきましても、施設面で甚大な被害のあったところから、入会者大幅減少と退会者増加に悩むクラブが増えつつあります。
なので、少しでもサポートをさせていただければ、と、首都圏エリアを中心にクラブ訪問を実施しています。
第2の商談について。
コンサルティング業務とは違い、久しぶりに商品販売に関する商談を実施しています。
具体的な商品名は守秘義務のためお伝えすることができませんが、今週は連日2~3社と商談をしています。
と言っても、前職(イオン)時代は商品部で頻繁に商談をしていたので、久しぶりの商談はむしろ楽しんでやっています。
しかし、商談相手は企業に属する営業のプロ。
なので手抜きは一切できません。
でも、仕事自体はとても面白い。
小売業に22年間たずさわってきたからだと思います。
話は変わりますが、フィットネスクラブでも会費以外の商品やサービスをもっと販売すべきと私は思います。
そうすれば、会員もクラブ側ももっとハッピーになれるに違いありません。
ただ実際は、クラブ側については、何を、どこから仕入れ、どのように販売すればいいのかがわからないと思います(このあたりのことについては今後セミナー等でお伝えします)。
第3の4月以降のビジネスについて。
いつまでも自粛を継続している暇はありません。
良くも悪くも国内ビジネス環境は、従来(といってもほんの2週間ほど前)とは一変しました。
あまりに突然なことですが、現実です。
しかも戦後最大規模の変化です。
その影響は、長期化が見込まれます。
だとすれば、大震災後に、それ以前に比べて業績が悪化した企業は、なんらかの形で今までとは違うことを行う必要があります。
とは言っても、自社や自分を変化させることは簡単なことではありません。
変わろう、と思っていても踏ん切りがつかない企業や人の方が圧倒的に多いことも事実です。
それでも、大震災後の今だからこそ、今までのやり方と決別できるチャンスです。
もちろん自社や自分が大切とする部分までを変える必要はありません。
基本は、顧客が必要とし求める商品やサービスを顧客に提供すること。
そのためのやり方を考え、実行することです(私もそうします)。
※田村真二のホームページは