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ルネサンス 2024年3月期決算発表

 

2024年5月10日(金)

 

 

こんにちは。

ウェルネスビズの田村真二です。

 

 

株式会社ルネサンス(以下、当社)は5月10日、2024年3月期決算(2023年4月1日から2024年3月31日まで)を発表しました。その内容の要約をお知らせします(当社2024年3月期決算短信より一部抜粋)。

 

 

【増収増益】

 

売上高 436億27百万円(前年同期比7.0%増/前年同期差28億67百万円増)

 

営業利益 12億61百万円(同85.4%/同差5億81百万円増)

 

経常利益 5億24百万円(同68.5%/同差2億13百万円増)

 

純利益 6億32百万円(前年実績▲11億41百万円/同差17億73百万円増)

 

 

 

 全体概要

 

 

当連結会計年度においては、スポーツクラブの新規入会者数が堅調に推移したこと、総合型スポーツクラブ4施設を開業したこと、スポーツクラブ会員価格の改定を実施したこと等により、売上高は概ね当初の計画に近い水準で推移しました。

 

 

コストについては、全社的な省エネ対策や国の電気・ガス価格激変緩和対策事業により光熱費を 抑制できたことから、計画を下回って推移しました。

 

 

なお、当社従業員の一層の生活安定や継続的なパフォーマンス発揮を目的として、社員については7月より給与水準の平均5%引き上げ、アルバイトスタッフについては11月より時給の30円増を実施しました。また、2025年4月入社の新卒初任給についても、平均21,900円(10%)の引き上げを決定しました。

 

 

当連結会計年度における持分法適用関連会社の株式会社東急スポーツオアシス(現:株式会社スポーツオアシス、 以下「オアシス」といいます。)において、固定資産の回収可能性を検討した結果、15施設の減損処理を行ったこと等により、3億62百万円を営業外損失に計上しました。

 

 

また、オアシスの株式を段階取得(2023年3月31日に40%、2024年3月31日に残り60%取得)したことに伴い、40%取得時の株式の再評価によって生じた評価益3億37百万円を特別利益に計上しました。

 

 

この結果、当連結会計年度の業績は、売上高436億27百万円(前年同期比7.0%増)、営業利益12億61百万円(前年 同期比85.4%増)、経常利益5億24百万円(前年同期比68.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益6億32百万円 (前年は当期純損失11億41百万円)となりました。

 

 

なお、当連結会計年度末にオアシスを100%子会社としたことにより、当社グループは2025年3月期において、売上高でフィットネス業界最大規模となる見込みです。さらに、2025年4月1日にオアシスとの合併を予定しております。

 

 

 

 

 

 スポーツクラブ事業

 

 

スポーツクラブ事業では、プール、お風呂・サウナ等の総合型スポーツクラブならではのアイテムへの訴求や、筋力トレーニングのニーズに対応したジムエリアの拡充等を実施し、新規入会者数が堅調に推移しました。

 

 

ジュニアスクー ル の取り組みとして、5月にスポーツクラブ施設にてお子様の運動能力と非認知能力を育む運動スクール「KIDS FIT (キッズフィット)」の提供を開始したほか、選手クラス及び成人クラスへのソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社が開発したスポーツICTソリューション「スマートスイミングレッスン」の導入を開始しました。

 

 

また、「2024年 オリコン顧客満足度®調査 キッズスイミングスクール 小学生」において、評価項目「インストラクター」の1位に選ばれました。

 

 

加えて、昨今の光熱費等のコスト上昇への対応と、人材及び設備への継続的な投資を通じてお客 様に付加価値を提供していくため、7月にフィットネス会員及び10月にジュニアスクール会員の価格改定を実施しました。

 

 

新規出店については、7月に「スポーツクラブ&スパ ルネサンス 今里24」(大阪府大阪市)、及び、「スポーツク ラブ ルネサンス 仙台卸町24」(宮城県仙台市)、10月に「スポーツクラブ ルネサンス 熊本光の森24」(熊本県菊池 郡菊陽町)、及び、「スポーツクラブ ルネサンス ・イオンモール座間24」(神奈川県座間市)の総合型スポーツクラブ4施設を開業しました。

 

 

この結果、2024年3月末の在籍会員数は395,000名(うちオンライン会員数54,331名)(前年 同期比5.7%増)となりました。

 

 

 

 介護及び介護・医療周辺事業

 

 

介護及び介護・医療周辺事業では、リハビリ特化型デイサービス、訪問看護ステーション、居宅介護支援、児童発達 支援・放課後等デイサービス等の複数のサービスの提供とその連携を通じ、利用者のQOL向上に取り組んだ結果、売上高は前年同期比8.9%増となりました。

 

 

当連結会計年度においては、11月に、当社初となるスポーツクラブ内における訪問看護ステーション「ルネサンス リ ハビリステーション富士見台」(東京都練馬区)を開設しました。当施設では、スポーツクラブのトレーナーと看護師が連携し、運動と看護ケアの両面から地域の健康づくりをサポートしてまいります。

 

 

また、8月にフランチャイズ施設の「ルネサンス 元氣ジム武蔵関」(東京都練馬区)を開設しています。

 

 

がんサバイバーへのリハビリ支援においては、「大阪国際がんセンター認定 がん専門運動指導士(以下、「がん専門 運動指導士」といいます。)」の養成・資格認定事業を強化し、当連結会計年度末時点で当社のスポーツクラブ41施設 及び介護リハビリ5施設にがん専門運動指導士を77名配置しました。

 

 

2月には、当社が「運動支援センター」を設置する大阪国際がんセンター(大阪府大阪市中央区)と共同で入院中の患者を対象とした、フレイル予防をテーマとした講座を院内でスタートしました。今後もがんサバイバーが安心してリハビリできる環境づくりを推進し、がんと向き合う 方々の体力づくり支援を拡げてまいります。

 

 

 

 企業・健康保険組合向けの健康づくり事業

 

 

企業・健康保険組合向けの健康づくり事業では、多数の法人に向けた健康経営の取組支援を推進してまいりました。 当連結会計年度においては、年々増加する企業の労働災害防止に向けた「転倒災害予防プログラム」等、当社の運動と健康づくりのノウハウを活かしたオリジナルプログラムの受託件数が増加しました。

 

 

また、オンラインレッスンサービス「RENAISSANCE Online Livestream(以下、「ROL」といいます。)」を活用し、企業のサービス利用者への健康づくり支援に積極的に取り組みました。住友生命保険相互会社(大阪府大阪市中央区) のVitality会員の利用が増加したほか、大同生命保険株式会社(大阪府大阪市西区)が取り組む中小企業の健康経営の 普及・推進活動への活用や株式会社U-NEXT(東京都品川区)が運営する動画配信サービス「U-NEXT」への提供を継続しております。

 

 

 

 地方・自治体向けの健康づくり事業

 

 

地域・自治体向けの健康づくり事業では、引き続き、自治体の健康づくりへの取組を支援してまいりました。

 

 

健康づくりへの取り組み支援の一環として、7月に愛知県大府市及び株式会社トヨタシステムズ(愛知県名古屋市中村 区)との「大府市働く世代の睡眠改善実証事業」に関する覚書、9月に神奈川県座間市との「健康増進等に関する包括連携協定」及び1月に神奈川県との「未病改善等に関する連携協定」を締結しました。 また、前年度の約1.5倍となる25自治体、50校にて水泳授業を受託しました。

 

 

なお、当連結会計年度において、熊本県菊陽町、岐阜県本巣市、福岡県福岡市、神奈川県大和市、及び、埼玉県蕨市の5自治体と災害発生時の被災者支援における当社スポーツクラブの有効活用に関する協定を締結し、さらなる地域貢献に向け取り組みました。

 

 

 

 施設数の状況

 

 

オアシス及び株式会社BEACH TOWNの施設を含む当連結会計年度末の当社グループの施設数は、スポーツクラブ213施設(直営139施設、業務受託72施設、RENAISSANCE VIETNAM,INC.2施設)、スタジオ業態2施設、介護リハビリ44施設(直営33施設、フランチャイズ11施設)、アウトドアフィットネス15施設(直営4施設、業務受託11施設)の計274施設となりました。

 

 

 

 今後の見通し

 

 

今後の経済環境については、景気回復の動きは継続するものの、国際情勢の不安定化等による光熱費の高騰や円安による物価上昇の影響、人材不足の本格化等、先行きの不透明な状況が続くものと見込まれます。

 

 

フィットネス業界におきましても、安価な無人ジムや新たな業態出店の活発化による競争環境の激化や、人件費及び光熱費等のコスト上昇への対応が急務となっており、それらに伴う業界再編の動きが進むことが想定されます。

 

 

このような中、当社グループは、長期ビジョンである「人生100年時代を豊かにする健康のソリューションカンパニ ー」のもと、新たに中期経営計画を策定しました。翌連結会計年度はその初年度として、新たな成長に向けた取組を加 速させてまいります。

 

 

投資の面においては、物価上昇や人材確保の対応のため、引き続き人材への投資を重視してまいります。設備投資に ついては、スポーツクラブの既存施設のリニューアル投資や元氣ジム等の介護リハビリ施設の新規出店に注力いたします。

 

 

スポーツクラブ事業では、既存施設の付加価値向上に向けた諸施策を推進するとともに、会費以外の売上を増加することによる会員単価の向上と運営の効率化を実現することで収益性向上を目指します。

 

 

また、スポーツクラブ事業と当社の他の事業間の連携を通じた共創価値を創出することで、健康づくりの提供対象を広げてまいります。

 

 

介護及び介護・医療周辺事業では、直営既存施設の収益性維持・向上に取り組むとともに、介護報酬改定等の事業環 境変化に柔軟に対応できる新たな運営モデルの構築に取り組みます。さらに、他の介護事業者等に向けた機能加算取得に繋がるソリューションの提案を強化し、新たなビジネスモデルの開発を進めてまいります。

 

 

企業・健康保険組合向けの健康づくり事業では、ROLやスマートAction等を通じた企業との健康づくり施策の協働や法人会員の拡大とスポーツクラブ利用の促進による、健康経営の支援及び働く人の健康づくりを強化してまいります。

 

 

地域・自治体向けの健康づくり事業では、当社スポーツクラブの周辺自治体と連携した健康課題解決に向けた取組の強化及び公共施設等官民連携事業(PPP)の参画拡大による地方における健康づくり拠点の整備、活性化を図ってまいります。

 

 

オアシスについては、スポーツクラブ事業における法人会員等の新規入会の強化や当社スイミングスクールの運営ノウハウの活用、並びに周辺自治体との健康づくりに取り組み、収益性向上を目指します。また、主力事業の一つであるホームフィットネス事業のさらなる成長とグループ全体の連携を通じたシナジー創出に取り組んでまいります。

 

 

以上の取組により、2025年3月期の連結業績予想につきましては、売上高630億円(当連結会計年度比44.4%増)、営業利益18億円(同42.7%増)、経常利益10億円(同90.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7億円(同10.6%増)を見込んでおります。

 

 

 

 

 

●当社「2024年3月期 決算短信」は こちら

 

●同「決算説明資料」は こちら

 

●同「中期経営計画の策定に関するお知らせ」は こちら

 

 

 

[田村コメント]

当社グループは、2025年3月期にフィットネス業界で最大規模の売上高を見込んでいます。今後は、この規模のメリットを活かした事業展開により、フィットネス業界のリーディングカンパニーとしての存在感をさらに高めることができるでしょう。これにより、当社グループは業界の成長をリードし、顧客に新しい価値を提供し続けることを期待します。

 

 

 

それでは次号をお楽しみに!