記念切手は国の行事やスポーツイベントなどで発行されます。昔から軍事、政治、記念になるものはどんなものでも発行されました。その当時の時代を反映するもので、戦前では軍事や戦争をテーマにしたものが発行されました。
今ではスポーツイベントやふみの日など、世相を反映して平和的なものが多くなります。郵政事業が民営化されたため、記念切手でもバラエティ豊かで女性向けの記念切手もあります。
切手の鑑定では買取価格が一番。記念切手は年代でほぼ買取価格が決まってしまうため、ひと目見て価格が決まる所もあります。もちろん古い年代の記念切手となると、細かい鑑定が必要にもなります。
鑑定作業は一枚で数秒から数分。大量の切手帳、アルバム、ストックブックなどになると1時間以上かかります。鑑定士の人も、持ち主にとっても長い時間がかかります。
鑑定で難しいのは古いもの、珍しい種類のものです。日本の記念切手は年代が分かれば後は一部のプレミアが付くか、つかないかの判断になります。もちろん最近発行されたものでも少し高いものもあります。切手シート、小型シート、限定生産の切手などがあります。
単に記念切手を額面以下だけで買取価格を決めてしまうと、持ち主にとっては損をします。もっと高く買取できるところがあるからです。切手は専門知識を持った買取会社がおすすめです。