☀こんにちは。しばらくぶりの投稿になってしまいました。と言いますのも、乳腺炎が悪化して体調をくずしておりまして💦💦。

 さて、このニュース、ご存知の方も多いと思いますが、皆さん、どう思われたかな?と。
 私が思ったことを素直に書きます✎。あくまで、私が感じたこと、考えること、です。


 まずは「やっぱりね」です。
 前置きとして、男性の中には、子どもが好きで子育てが楽しかったり、家事が好きだったりする方も、もちろんいらっしゃるでしょうから、ここで私が書くことが「男性」全般のこと、というわけではありません。

 そして、いかなる状況で子育てをしているとしても、当事者でるカップルが互いに満足して過ごせているのであれは、それは周りがあれこれ意見することではないと思うのが、私の考えであることを先にお伝えさせてください🤗。


 私が「やっぱりね」と思ったのには2つ理由があります。

 1つ目。男性の心身の負担が大きいため。

 男性と女性はもちろん平等。対等であるべきです。しかしながら、解剖学的・生理的な違いがあることは揺るぎないことです。それぞれに得意とするものが違います。これは「差別」ではなく「区別」。
 そこのところで言うと、「子育て」の中のいくつかの項目において、男性は女性に比し、不向きな傾向にあると思うのです。

 例えば、夜間授乳。女性は産後、睡眠不足に耐えうるホルモンが分泌されます。男性にはそれがありません。女性は授乳時間が3〜4時間も空けば、胸が張って、違和感や痛みで目が覚めます。
 ただ、これは母乳で授乳している場合なので、ミルクでの授乳が多くなっている昨今、意見としては弱いかもしれません。

 それでも!男性が育休取得をしていない限り、男性は日中仕事をして夜は授乳する、というのは、この記事にあるように、慢性的な睡眠不足に陥り、心身の不調を来たします。育休取得中、もしくは仕事に就いていない女性は日中、赤ちゃんが寝たら休むことが可能なのです。


 2つ目。会社・家庭での人間関係におけるストレス。

 1つ目と重なる部分もありますが、なんのストレスもなく、職場で育休取得できる会社はまだまだ少ないのが現状です。

 そもそも制度がない。制度があるが前例がない。制度も前例もあるが、取得には色々な制約がある。キャリアアップの妨げになる。

 こんなことが少なくありません。そこに、パートナーからは「育休取ってよね?」「何?休めないの?私は全治3ヶ月の怪我と同じくらいのダメージ受けて産んだのに?」と言われます。

 会社と家庭との板挟みです。


 この2点が、男性をしんどい状況に追い詰めている、と私は思います。
 しんどい状況は、そう長続きしません。いつしか疲弊します。



 こうなることは、最初から目に見えていたと思うのです。「イクメン」などというワードが生まれ、今や男性の育児参加は当たり前で、敢えて「イクメン」などというワードが使われること自体に嫌悪感を抱く女性がいると聞きます。


 決して男性を擁護しようとしているわけではありませんが、この記事はきっと氷山の一角🏔。
 健全な家庭、健全な社会を構築する上で、ちょこっと、現状を見つめ直す必要性を感じております。

 男性の育児参加より以前に、男性の出産立ち会いについても、助産師として、以前から思っていたこと。

 「ここに壺があります。この壺には正直な気持ちを吐き出して大丈夫です。どこにももれません」として、世の男性に「出産、立ち会いたいですか?」「積極的に子育てしたいですか?」と尋ねたら…、その壺アンケートの結果は、表に公表している数字とは異なると、私は思っています。


 異なることが悪いわけではない。大切なのは、パートナー同士で、ちゃんと話ができること。本音が言えること。お互いを思いやれること。
だと思うのです。話は「子育て」ですが、親密な人間関係を築く上での基本、ですよね。それが欠如しているかな?と感じる瞬間が、年々増えている気が致しまして、この先を案じております🙇。