自作 高枝ノコギリ セルフ DIY | ロキノンには騙されないぞ

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主に海外音楽雑誌、メディアの評論家たちが高評価をつけている新譜アルバムをチェックしていくblog。日本のインディー興味深い作品も。

田舎に住んでいると、何かと自然災害の脅威にさらされ、

自分の家の場合は、裏山の木々から住宅にいろいろと災難が降りかかる。

 

上の世代が、手入れを怠っていたのもあり、

素人の手では手の付けようがない状態ではあるが、

たまにセルフで何とかできないかと抗おうと考える。

 

さて今回、その裏山の木を安全に完全に伐採したいのが本当なのだが、

なにせ「山」なので、業者に頼むにしても危険が伴う。

危険が伴うがゆえに、金額もかなりかかってくる。

 

そこで、自分でせめて枝だけでもはらっておこうと思い、

高枝切りバサミではなく、高枝ノコギリを買って

枝切りを行おうと.考えた。

 

以前、親戚のおじさんの手伝いをしに、測量現場へ作業に行ったことがあり、

そこで、高枝切りノコギリは使ったことがあった。

 

その製品は今も継続で売っているようで、

それを買おうかと思ったが、そのシリーズでは最長のものでも

思ったより短い。

 

 

それらを調べているうちに、幹から伐採も興味が出て、

自然木用のノコギリにも詳しくなってしまったのだが、

それはまた、置いておいて、

 

先の、silky製品の高枝ノコギリにもいろいろと他のシリーズがあり、

最長で、6.3Mくらいのものまであることが分かった。

 

ただ、単発の作業時に使うものとして

とても高額。

 

silkyは割と信頼できるらしいが、

ニシガキというところからも長めの高枝ノコギリ

「枝打ち一発」シリーズがあったり。 最長6.5M

 

 

それぞれ製品があるのがわかったものの、

どれも高額。

 

先の測量作業時の経験からも、

重たかったりして、すんなり切れるとも限らないので、

ここはなんとか自作出来たりしないだろうかと考えた。

 

そこで、ネット検索をし、

既に何らかの方法の自作をしている人のやつを参考にしようと思ったが、

イージーな方法であまり参考になるような情報がなかったので、

自分のアイデアの範囲でやってみることにした。

 

 

文字で説明すると、

 

アルミの丸パイプの先にノコギリを何とか接続し、

それで高枝ノコギリの代用にならないかと。

 

 

というのも、家に、たまたまなんでかアルミの丸パイプがあり

以前にスズメバチの巣をつついて落とすときに使ったことがあったから。

 

それが使えないか?と思った次第。

 

じゃじゃ――ン!

 

もたれかからせてある木をどうこうしたわけではないが、

事後の 自作 高枝ノコギリ。

 

4Mのアルミポールの先に、結束バンドを使い、

ノコギリを縛りつけている。

 

持ち手のところとノコギリ刃部で段差があり

そこがストッパーになるかなと思い、

写真とは違う、縦に取り付けていたが、

枝を2,3本切るまでは維持できたものの、

途中で横に平たくコケてしまった。(外れてしまうまでにはならず)

 

しょうがないので、そのまま写真のような状態で横付けで締めあげたが、

これで、もうずれたりすることはなかった。

 

 

初期は、結束バンド2本でやっており、横付け後にはずれることはなかった。
 

ただ、切っている最中、先がどうなっているのかわからないので
安定化もかねて、念のために3本の結束バンドを使うことにした。

 

 

ちなみに、ノコギリは、
silky の ビッグボーイ 荒目 360mm。

(後に記すがカーブソーの方が良いかも)

このノコもたまたま家にあるのを見つけ、
ノコギリ刃はさびていたので、 替刃を購入して
交換後装着。

 

正直、この仕様でここまできっちり仕事ができるとは思わなかった。

 

各種メーカーには申し訳ないが、

素人の範囲で、比較的容易なところであれば、

高額な高枝ノコギリを買わなくても

この方法でなんとか切ることはできる。

 

今回の作業では、約10cm径の丸枝も切ったり出来た。

(終了間際、切り口がブランブランになりがちだが)

 

おそらく、5千円台の高枝切りノコギリであれば

この仕様でほぼ同じことができる。

 

ただ、5千円台で4Mクラスの長さのものはなかなかない。

 

 

 

難点は、

 

・コンパクトにする事が出来ないため、持ち運びが困難

 (私の今回の用途にはそれほど影響なし)

・鎌刃がないと、枝が途中で裂けてブランブラン状態になる

  (これは、既製品でもそうなると思われる)

 

もし、あるものでなく、最初からそろえるのであれば

 

・ノコギリをカーブソー仕様のモノにする。

 (自然に重みがかかり切りやすいみたい)

 

 

この記事を書いている途中で、よくよく考えて

コスト的にどうなのか?ということに疑問が出てきた。

 

アルミ製のポール、今回使ったものが

30mm径の1mm厚だと思うが、

ネットの価格だと、おおよそ4~5千円する。

 

4Mクラスになると、送料も相当額。

 

ホームセンターで扱っていればよいが、

持ち帰りは、軽トラが借りられる店舗になるかな。

 

ノコギリももし、新規で買うなら

良い切れ味を求めれば3~4千円のモノになってくる。

 

そうすると、まぁ1万円はいかなくとも、9千円くらいになってくるかも。

 

たまたま家にそんな道具があったので、コストがかからなかったが、

4Mのアルミポールは、田舎のうちでもなかなかないよねw

 

 

4Mクラスのポール類は、家にもう一本あり、それはどうも

洗濯干しに使っていたものが置いてあった感じで、

枝切りに使うには重かった。

 

 

平地だったら、脚立、はしごに上って切ると思うので

他の人には、ほぼこんな用途では需要がないかもねw

 

でもまぁ、どこかのメーカーには

普段使っているノコギリを、高枝切りに使えますよ!という

 

<手持ちのノコギリを高枝切りポールソーにできちゃう!>

 

みたいなポールのみの汎用商品を作ってくれることを願う。 

 

正直、今回の市販のアルミポール4M仕様のモノの方が、

既製品の4Mクラスより数段軽い。

 

また、伸縮タイプのように

たわむようなこともなく、断然安定感がある。

 

 

4Mがネックだろうなぁw

 

 

 

とりあえず、自分の家周辺の土地の、裏山で使う分には

今回の自作ポールソー、自作高枝ノコギリでも十分機能した。

 

ただ、今回の作業では、出来れば5Mの長さが欲しい。

 

※注

お試しあれと言いたいところですが、

安全面を保証できないので、一応、

マネされませんようにと書いておきます。

 

参考にされる方は、わたしは責任が持てませんので

自己責任でお願いいたします。

 

ヘルメットとメガネは必須です。

 

建物等の損傷を防ぐため

場合によって、切断作業中の枝を

紐、ワイヤー等で誘導することが必要になります。

 

 

 

silkyもいいけど、ノコは

神沢精工株式会社 Samuraiもいいらしいです。

 

#高枝

#鋸

#枝打ち

 

 

追記メモ

ドイツ製のこういうのもあった

 

で、それ含め色々つけられる棒

ただ、高い...