Earthless の新作 | ロキノンには騙されないぞ

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主に海外音楽雑誌、メディアの評論家たちが高評価をつけている新譜アルバムをチェックしていくblog。日本のインディー興味深い作品も。

Earthless
Night Parade of One Hundred Demons

 

 

Sputnikmusic、Distorted Sound が80点相当。

 

 

この度、そんなアースレスのニュー・アルバムがリリースとなる。ブラック・サバスやレッド・ツェッペリンといったハードロックやクラウトロックを融合・昇華し、スペーシーでサイケデリックな音楽を追求してきた彼らだが、前作『ブラック・ヘヴン』は曲も短めかつヴォーカル入りという、比較的「普通」の作品だった。あくまでアースレス基準の話であるが。だが、今回は違う。収録されているのは40分と20分の超大曲、2曲だけ。(40分の曲は、便宜上Part1とPart2に分かれているが。)ヴォーカルも入っていない。日本人としては、アートワークも気になるところだろう。『百鬼夜行』(Night Parade of One Hundred Demons)というタイトルが、本作のテーマをズバリ示している。ベーシストのマイク・エジントンの息子が怪物や妖怪にハマっており、それで日本の百鬼夜行に行きあたったのだ。確かに曲の中にはフラワー・トラヴェリン・バンドあたりを彷彿とさせる和風のフレーズが出てきたりで、思わずニヤリとさせられてしまう。もちろんサイケデリック・ロックとしても極上の仕上がりだ!

 

サンディエゴのサイケデリック・ロック、3人組。

6th。

 

ジャケットからもわかるように、ややホラー的な楽曲。

日本的な音使いも感じられる。

 

From the Ages (2013)

 

 

前作は歌あり

Black Heaven (2018)