YUKIKA の新作 | ロキノンには騙されないぞ

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主に海外音楽雑誌、メディアの評論家たちが高評価をつけている新譜アルバムをチェックしていくblog。日本のインディー興味深い作品も。

YUKIKA
Soul Lady

ちょこちょこ挙がっていたので聴いてみた。
 
聴いてもらえればわかるが、
もう完全に海外での日本の CITY POPの流行に
照準を合わせて音作りがなされたような作品。
 
特に前半はその色が濃い。
どれをとっても プラスチック ラブ。
その頃のカバー曲か?と思えるくらい。
 

 

日本人なのか?

 

https://news.livedoor.com/article/detail/18579937/ より

"K-POPの地位が高まり、TWICE(トゥワイス)やEXO(エクソ)のように多国籍K-POPアイドルが活動する時代なので、それほど新しい話ではない。だが、女性ソロで韓国でデビューし、1980年代日本で流行ったシティポップ系列の歌をうたっているとしたら? 21日、初のオリジナルアルバムをリリースするYUKIKA(本名・寺本來可、27)のことだ。"
 
"シティポップは1980年代日本で大流行した後、2000年代中盤から韓国でもマニア層が形成されたが、一般人にはまだなじみの薄いジャンル。YUKIKAは「幼年時代、母と一緒にいろいろな音楽を聞いたが、当時人気のあったジャンルと感性的な影響を強く受けた」とし「韓国にもシティポップが好きなマニア層もあり、企画会社でも快く同意してくれたので音盤を出すことができた」と話した。"
 
日本人、かつ 狙った上での シティ ポップ だった。
 
音の方は、どういう経緯なのかと思い少し調べた。
 
"ソロ・デビュー前に移籍したESTiMATEエンターテイメントという事務所は、ESTi(パク・ジンベ:박진배)という人が2015年に立ち上げた会社です。ESTiは幼少期(1980年生まれ)から日本のゲーム音楽を敬愛しており、日本に強く憧れを抱くような青年でした。2017年には初来日を果たし、東京の秋葉原などを訪れたりする所謂“オタク”と呼ばれる人種に育ちます。その後も日本のゲームやアニメを人目を気にせず楽しむために、韓国外国語大学の日本語科に入学し、卒業後の2004年から日本向けの韓国産ゲームのBGMを中心とするゲームミュージックの作曲・編曲を手がけるようになります。日本でも同人系音楽をきっかけに韓国発ではない作品にも参加しており、日本のゲーム音楽業界とも交友を広げていきます。2017年4月にESTiMATEエンターテイメントを有限会社にし、代表取締役を務めています。"
 
 
作曲勢、作曲家集団OREO、MonoTree も恐るべし。

 

でもアルバムとしては、若干飽きそうな要素はあるかな。

 

 

 

それにしても、citypop のブームは、アンダーグラウンドな感じだったのに

海外の表でのブームに拍車がかかってきたよう。

 

これも杏里だし。

 

Jenevieve - Baby Powder