Arctic Monkeys の新作 | ロキノンには騙されないぞ

ロキノンには騙されないぞ

主に海外音楽雑誌、メディアの評論家たちが高評価をつけている新譜アルバムをチェックしていくblog。日本のインディー興味深い作品も。

Arctic Monkeys

Tranquility Base Hotel + Casino

 
各誌の評価は、高低の差が激しい様子。
Q誌は満点。他大手は、だいたい並みの高評価。
酷評のところもあり。
 
平均すると及第点くらいになっている。
 
もともと1stのデビュー曲の衝撃以外は、存在として意識はしているものの
楽曲にはあまり興味がわかなかったバンドなので
個人的には「並」ではあるが。
 
一曲一曲別で聴けば、それなりにいいようにも思う。ただ、
トータルで聴くと、それぞれの曲でテンポの差があまりなく、かつ
同じ音像がずっと続くのでもういっぱいいっぱい。
 
コンセプトアルバム的なところもあり、そういう風になっていると思うが、
正直うまい具合に消化されてないんじゃないかな。
 
ドラミングなんかは、ところどころ Abbey Road的なところあり、
音像は、The Mothers Of Invention の freak out 的なものを感じる。
それらアルバムのように、もっと楽曲にバラエティが欲しい。
ややポップなパンチのある曲、2発くらい含めて。
 
いずれにせよ、
話題だけはかっさらっていくアルバムかな。