この記事に、情状証人として被告の母親の証言が載っている。
ストーカー犯罪に限らず、どんな事件でもそうだが、被告の家族は心情を思うと非常に辛く、居た堪れなく思う。
今回のストーカー事件は、被告の思い込がきっかけになり事件にまで発展してしまった。
ストーカー被害での殺人事件が後を絶たない中で、被害者女性の命があっただけでも不幸中の幸いだが、被害者が負った心の傷は大きい。
ストーカー事件で、今回のケースの様に思い込みから起きる事件もよく耳にする。
被害者女性は親しくしているだけ、と思っている反面、被告は交際をしていると思っていたのだ。
傍からみればおかしな話だと思ってしまうが、そういう思考の持ち主がストーカーになりやすいのだ。
事実、今回の事件の他にもこういった思い込みからストーカーに発展したケースが多々あるのが現状だ。
ストーカーは自分に好意を寄せている、と思っているうちは多少しつこい位なのだが、それが本人の思い通りに行かなかったりソッポを向かれたと思ってしまうと、なんとか自分の方を向いて欲しく執拗に迫ったり、裏切られたと思いそれが復讐心に変わり事件に発展してしまうのだ。
実際にタチの悪いパターンになると、自分がストーカーをしている自覚がない人もいる位なのです。