あののび太が独裁者!?

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こんにちは!オンライン学習塾StaLaboです!

 

今日は大人気アニメのドラえもんからタメになるお話をします!

 

私、前にもドラえもんについて記事を書くほどにドラえもんをよく見ているのですが(笑)

大人が見ていても、「こうしなきゃいいのに!」「こうしたら道具に頼らなくても解決しただろうに」と無意識に考えていることはないですか?

今日はひみつ道具「どくさいスイッチ」から少し道徳のお話をします!

 

どくさいスイッチとは、「独裁」という意味ですね。どくさいスイッチは

自分にとっての邪魔者をこの世から消し去ることができる

一見すごい便利そうな道具です。

 

消したい相手の名前やあだ名を声に出しながらスイッチを押すと、なんと相手はその瞬間にパッと消えてしまうんです。

消えてどこに行ったのやら、それ以前に、消えた人は元々存在していなかったのような扱い方をされます。

 

まず、どくさいスイッチを手に入れたのび太はジャイアンを消します。ジャイアンがいなくなって安心かと思いきや、今度はスネ夫がのび太をいじめてきます。

 

まるでジャイアンのように。

 

これに納得がいかないのび太は次にスネ夫を消すのですが、また別の誰かがジャイアンのようにいじめてくるんですね。

 

のび太が親や友達に責められる夢を見て、「誰もかも消えちまえ!」と寝言を言いながら間違えてスイッチを押してしまいます。

最初は自分だけの世界に喜び、漫画やゲームをお店から取ってきて好きなだけ好きなように過ごすのですが、最終的に寂しさ・孤独さから、「ジャイアンでも誰でもいいから出てきてよ」と叫んだところで、

 

気に入らないからって次々に消していけばキリがないんだよ。

わかった?

 

とドラえもんが声をかけてきます。どくさいスイッチの本当の意義は、「邪魔者を消し去る道具ではなく、「独裁的な人を懲らしめるための道具」だったんですね。

 

 

人に変わって欲しいなら、まずは自分自身を変える必要がある。

 

ジャイアンが消えてもスネ夫がいるように、嫌な人ってどこに行ってもいるんですよね。社会人になってから、「嫌な人はどこにでもいる」という話をよく聞くのですが、まさにその通りだと思います。

 

学校生活でも、「あの人さえいなければ」と思うこともあるでしょう。たまたま病気でお休みをした嫌いな人。最初はホッとすると思うのですが、今度は別の人に対して嫌な感情を抱く、なんてことは経験したことありませんか?

 

私は職場で苦手な人がいたのですが、その人が異動したことにより最初はホッとしたけど、今度は別の人に対してイラッとすることが多くなってしまったことがあります。

どくさいスイッチでジャイアンが消えた後、ジャイアンのポジションに収まったのはスネ夫でしたね。現実世界では、いなくなった嫌な人と全く同じような人が現れるということは滅多にないけど、それでも「あの人さえいなければ」という考えを持ったままでは、おそらくその先も「あの人」に似たような人が出てくるのではないでしょうか。

 

 

私たちは1人では生きていけない

 

私たちはドラえもんのいる世界で生きていません。もちろん便利な道具はありませんし、何か嫌なことがあっても自分で解決していく必要があります。嫌いな人を拒絶したらその時は楽かもしれませんが、いつかひとりぼっちで誰も助けてくれなくなってしまうかもしれません。それはこのどくさいスイッチの話の最後では、ジャイアンでも誰でもいいから出てきてよ」と嘆いていたシーンに類似しているものだと思います。

 

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さて!いかがだったでしょうか!

今回はドラえもんのひみつ道具、どくさいスイッチから考えてみたことについてまとめました!

「あの人は嫌い」「嫌な人」と切り捨てることはとても簡単ですが、残念ながらどこに行っても嫌な人は存在するでしょう。でも私はわざわざ立ち向かわなくていいと思います。逃げてもいいのです。「嫌な人を嫌だと思わない」という心の持ち方。変わるべきなのは自分だということを常日頃から忘れず過ごしていきたいですね👍

 

そうそう、嫌なことがあっても自分で解決していかなければならない問題は大人になってからたくさんあるのですが、勉強を少しでもやっておくと、嫌なことがあっても、嫌な人に出会っても、解決する方法の選択肢が増えますチョキ

 

これは私の教訓ですOK