※本記事について。当局より怒られちゃったら即削除death。ビビりだもんで・・・
貴方は「自転車盗難&防犯対策」されているだろうか?
頃合いだろうか?1年経ったので(話せる範囲で)そろそろ封印を解こうじゃ無いか。
そう、
「俺の愛機を盗んだ輩を、自力で捕まえ取り戻した話」を。
2024年5月下旬。
桜もすっかり散り新緑鮮やかに萌える季節の到来。
あと一週間もすれば、6月に突入というそんなある日のこと。いつものように仕事を終え地元の駅に降り立つ。
この日は朝から会議があったため遅れてはならぬと、通常は駅まで徒歩のところ自転車で出勤。そんな日に限って、ご近所専用MTBはピット☆院。
お買い物専用機はチューブレス化しようと前日からホイールを外してしまっていた。通常であれば、絶対通勤になぞ使わぬ愛機のグラベルで出勤してしまったのが悲劇の始まりだった・・・
(ハンドルバーを200mmカット&タイヤをMaxxis Ikon2.2からレースキング2.0へ。普段使いカスタムの「お買い物専用機」)
「今日はいつもより早かったのでさっさと帰ってアマプラでZZガンダムの続きでも観ようか」と駐輪場へ向かうと・・・
(※停めた筈の駐輪場ナンバーは「110」。ちょっと面白かったので思わずshot)
「あれ?今日って歩いて来たんだっけ?」そんな訳はない、一瞬混乱。ボケるにはまだ早い。普通ならば愛機を盗られたらまず途方に暮れるところ。なのだが・・・何故かこの謎の余裕。そう、俺にはこのとき「ほぼ」取り戻せる自信があった。
というのも・・・
以前紹介した自転車専用盗難防止アラーム「 KNOG SCOUT」を付けていたからである!
(いかにもな宣伝blogライクでホンマイヤらしいわぁ!そう言うんじゃ無いからご安心を。いや実際どうだか・・・)。
ま、そういう訳で「盗られたけどまぁ大丈夫だろう」と高を括っていた。むしろ以前から、「ああ、早く盗られないだろうか」とうそぶいていた節もある。
そして!
その機会が今宵、遂に巡って来た(間違いなくアタマがおかしい)
アプリで早速愛機の現在地を確認してみると・・・
(※画像は別日、参考イメージ。手元の車体とミニ財布に対し自宅の長財布の3点)
エアタグ同様、iPhoneの「探す」アプリから機器の現在地がわかる。
「ここから東に2km、すぐ近くだな。バーミヤン辺りか?」、駅前でタクシーを拾い、早速探しに行く。
だがその前に・・・
一応、駅前交番に寄り状況を説明。そして、これからアプリを頼りに回収に行く旨伝えると、ポリスを至急派遣していただくことに。
タクシーに飛び乗り現地に駆けつけてみると・・・
!!!
おぉ!ホントにあったYO!(※Not ヤラセ&仕込み)
21:23。愛機、無事確保!
だがしかし!!
(参考:盗られる2日前の愛機)
お分かりいただけるだろうか。バッグ類パーツ類の全てが外され生まれたままの姿に。却ってスッキリて見えてイイという声も。
そう。バイクはあったものの、装備一切が全て取り外されてしまっていた。おまけにサドルアップされていやがる・・・犯人は俺より足長おじさんか!?
悔しい!・・・じゃない、許せない犯人め!果たして犯人は現れるのだろうか?
とりあえず張り込んでみることに。その間、ヤングポリスが馳せ参じ少し離れた場所から監視。
自転車の反対側の路上で暗闇に佇む自分、そして少し離れた場所にポリス。行き交う通行人からは、「お前が不審者だよ」という視線が刺さる刺さる。
そして、待つこと15分ほどが経過した辺りか・・・
キタ!!!
現れたのは、2mの大男・・・ではなく小柄なフレッシュBOY。
そう、「君は自転車泥棒」。
バイクの前でバックパックを下ろし荷物をゴソゴソ。そして長年親しんだ自分の愛機の如く、颯爽と跨って立ち去ろうとするところを御用da。
「え!?この不審なキモいオッサンは、何??」
そんなカオで、意味がわからず固まるBOY。
思わず(自分よりサドルが高くなってたジェラシーから)イラッとして、「ちょいと旦那?」と首をグイとやったところで近くに張り込んでたヤングポリス登場、ここでストップがかかる。
そして、ポリス(2m20)と2mのダンナの二人、一旦離れた場所で聴取開始。
やがてパトカー2台、ポリス多数(5、6人いたかな)が駆けつけ検分が始まる。
自転車ごときに(被害者のお前が言うな)こんなに大勢でもう恐縮しまくり。
道行く人々は、「あのオッサン何やったんだろね。いかにもってツラだ、終わったね」という温かな眼差しで通り過ぎて行く。
1時間強の検分の後、今度はパトカーに乗るよう促される。
あぁ、これで娑婆の景色もしばらくは見納め。せめてもう一度、サーティーワンのバーガンディチェリーを食べたかった・・・
今度は駅に移動し、駐輪場で現場検証だという。
やったね!小さい頃からの夢、人生初パトカーだ!役得★(まず救急車に乗った方がイイよ?)。
ちなみに駐輪場でもパトカー内でも、終始大勢のポリスに囲まれていたため撮影チャンスなし&画像なし。
駅前は人目も多く、発見現場とは段違いの大注目の人気者状態。
思わず、「すいません、つい出来心でやってしまいました」と虚偽の自白をしそうに。
そして今回、人生初パトカーに乗って分かったこと、「逃走防止のためタクシー同様後ろドアは片側しか開かない」。
で・・・
23:30。河岸を警察署に移し楽しい3次会スタート。いよいよ宴の本番だ!
テレビで見覚えのある、犯人がカツ丼を出されるような小宴会場(=取調室)にて犯行動機や歪んだ性癖など、明け透けにコッテリ絞られる。
同時に隣の宴会場では、BOYとその保護者も駆けつけ楽しげな三者面談(取調)が行われている。
子どものために残業までし、挙句その足で取り調べじゃパパも堪らないよねと、気持ちはパパサイド。どこか同情気味に。
なお、駐輪場内での検分の際、ヤング紳士(=犯人)が取り外して捨てていったmyバッグ類ほか、パーツの一部を発見&回収できた。
ちなみにバイクに付けてた各種パーツ類は、ツールケースに入れておいた工具キットで全て外し捨てていったと言うのだから、テメエで愛機の盗難サポートしていたんだから世話ねぇや、というハナシでございます。
1:00。署内に引き入れたバイクの、そのどこに何が付いていて何が盗られたのか、ポリス立ち合いの下バイクと共に確認。
まさか愛機を警察署内に持ち込み取り調べを受ける日が来ようとは。夢にも思わず。
ダウンチューブとボトルケージとの間にサンドイッチ状に搭載されているSCOUT。
ポリス皆さん、「へえ、最近の自転車防犯てこんなことになってんだね」と感心、「へへ、スゴいっすよね」と謎の優越感に浸る頓珍漢な被害者。
宴会の〆は、ねずみ小僧(=犯人)とその保護者からポリス大勢立ち会いの下一本締め(=お詫びの挨拶)。
「まあ、悪いのはお父さんじゃ無いっスからね、へへへ」とまたしても間抜けな返答で締めくくる。
こうして取り調べ「初日」が終了。
結局この後、合計3回呼び出され出頭(被害者もこの表現で合ってるのだろうか)することに。
被害者といえど色々面倒なのです。
記憶を頼りに何度も調書を取ったり状況説明したり。とにかく細かな確認(取り調べ)が多い。
毎度、来署の際に受付で要件を告げると首から提げよう渡される、酷いデザインのプレート(捕まるよ?)。
当方被害者の筈だが、まるで犯人の体で接してくる(一部の)受付ポリスに、「ああ俺は加害者だったのだな」と後から気付かされるゴールドエクスペリエンス。
それにしても盗られておきながらアレな話、「たかが」自転車一台にお巡りさん大勢。そして、何度も捜査検分に当たってくださることに却って申し訳なく思ってしまった。
元はと言えば施錠しなかった自分が主犯であり、容疑者であり被告だ。こんな後ろ暗いオッサンライダーのために遅くまで、本当にお疲れさまでした。警視庁は、我々か弱い都民の味方です!(どこに向けたアピールなのか)
深夜1:30。宴もたけなわ、もうお腹いっぱい。こってり絞られようやく釈放。
今度こそ心を入れ替え明日から真人間なることを誓う。金輪際、人様の物には手を出しません。
え?サドルが違うって?よくお気付きで。
逮捕&深夜までの拘束の心労のため犯行当日は撮影忘れ、6月出頭時のモノで誤魔化してますン☆
(求められた訳では無いが、被害状況可視化&円滑に進むよう提出した資料一式。え?被害額盛ってないかって?)
ということで。今回の「フィクション?」まとめ。
有料駐輪場だから大丈夫だろうと、ロックをせず停めた間抜けオジ。
そこへ、塾へ向かう途中のヤングBOY。無防備に停められたバイクのあまりの美しさに、思わず精算の身銭を切ってまでスティール(BOY担当ポリス談)。仕方ないよ、カッコいいんだもん、未成年の人生すら狂わす魅惑のグラベルバイク。
その後。
数回の取り調べを経て、弁護士を間に挟み紛失した小物類など全額弁済の旨、警察署を通じ連絡あり。
ラスト。
弁護士さんがわざわざ地元駅前まで来て下さり、正に犯行現場の駐輪場の、その真下にあるカフェにて面会。これも何かの縁か?
犯行が5月末、弁護士と会って損害金(請求額よりチョイ多かったのは慰謝料込のお気持ちインクルード?)を受け取り、「これ以降一切犯人にはタカりまへん」の一筆で全て終わったのが8月第1週だったから、都合2ヶ月半近く掛かった。実に長かった。
さらに後日談。
犯人とポリスの間では引き続き取り調べが続いており、色々と調べていく中で9月のある日、久しぶりにポリスからTELが。
家宅捜査の折、未発見だった装備類が発見されたという。
既に盗られたものと同じだけのセットを一式買ってしまっていたので、何とも微妙な気持ちに。
おかげで同じようなセットが2組揃うという、「狭い家がもっと狭く」状態。
事件当日聴取の際、ポリスに犯人のバックパック内の確認を依頼したのだが(はぐらかされた感あり。実は強制捜査は出来ない?)バックパック内には無かった(と言われた)。
一体どこに隠していたのか?もしかしてキミは22世紀から来たのかい、捕えもん?(2点)
何はともあれ今回は、KNOG SCOUTに救われた。
これはもう200%紛れも無い事実。だって、付けてなかったら絶対戻ってこなかったし、今頃絶望の淵にいた筈。
もうSCOUTにも、そしてダイアテック(国内代理店)にも足を向けて寝られない。
そんなことがあったので・・・
翌年、「CYCLE MODE TOKYO 2025」にて。
真っ先にダイアテックブースに駆け寄り、SCOUT担当の方に開口一番、「その節は本当にありがとうございました。本当に助かりました」と、心から感謝の気持ちを伝えると、「防犯対策よりも、まず自身の乱れた私生活を心配された方がイイですよ?」と、優しい眼差しで応えてくださった。私生活を改めたく思います。
★そんな訳で今回の教訓
エアタグでも何でも、どこの製品でも構わない(怪しいチャイナ製除く)。
「盗られた自転車はまず戻らないと思え。防犯システムを付け愛車は自分で守れ」
出来れば犯人には装置の在処をバレないようなものを。外されたら終わりのワリオ。
もう泣き寝いらない「盗られたら取り返せ!」
そう、明日の自転車泥棒はキミかもしれない!?(即病院へ)





























