
大リーグボール1号は花形の理論の前に敗北した。体が持つかどうかが問題だが、花形と同じ練習をすれば、誰にでも打てる!しかし、大リーグボールは成長する魔球だ。飛雄馬は伴とともに釣り船、50円玉の特訓を開始する。より小さい的に当てることができるようにだ。その特訓の成果を、川上監督に上申するが、川上は冷たくあしらう。その改良の真意を言い当て、そんな改良に意味はないと。そのやりとりの一部始終を見ていた一徹は、監督に反論しようとする飛雄馬をいさめて言う。
「野球選手がぺらぺらしゃべとっtもはじまらん。言うことがあれば、態度で、行動で、実績で示せ」
そして、「練習しかない」と言い放つ。それでも納得できない飛雄馬が「でも・・・」
「デモは全学連にまかせとけい!無言、そして、練習!」
川上のことをよく知る一徹は、「石橋をたたいてなお渡らない。敵を欺くには、まず味方から」ということを見抜いていた。
だから理屈を並べるより、とにかく練習しろ。体で示せと檄をとばす。飛雄馬を安心させてはいけない、かといってふてくされさせてもいけない。男はだまって・・・ということだ。「デモは全学連に・・」というのも懐かしいセリフだ。いまや学生運動も、全学連も死語だからな。まあ、その頃から、似非インテリの小理屈、屁理屈がまかり通る時代が始まっていたから、それを皮肉る意味もあるんだろうな。
理屈より行動!理屈より練習!ある意味、行動療法だな。