
ついに台湾キャンプが始まった。台湾の野球フアンのまで、エキジビションとして100m障害物競走が行われた。飛雄馬の相手は、なんと俊足、高田と柴田それに加えてオリンピック選手の速水だ。足の速さではその中の誰にもかなわない・・・それでも飛雄馬は必死で食い下がり何とかビリは免れた。飛雄馬は小柄なのが幸いして善戦。速水は自慢の足で勝負しようと思えば思うほど、障害物に引っかかってビリになった。
川上はファンの前で解説する。
「速水は足の自身ばかりが先走り、障害物に全力を集中することよりも、抜け出して走ることのみにはやりたった・・・」
「目の前の障害を全力で突破せずして、その先、いかに速く走る自信があろうとも、何の意味があるか?無意味であります」
飛雄馬はいう
「目の前の障害を全力で突破せねば、その先など無意味!これはいい勉強をした・・」
大変重要な教訓である。われわれも、つい気ばかり焦って、あるいは早く楽になりたくて、先を先を考える。あるいは先回りして何とかしようとする。得てして、そういう行為は空回りに終わり、疲れるわりにはよい結果につながらないものだ。
何がどうあれ、今目の前にしなくてはいけないことがある。それが人生である。健康になりたければ、「夜更かしせずに早く寝て、朝ご飯もちゃんと食べよう」それを放っておいて、サプリメントやら何とか療法に走りたくなる。それが人情というものだが、基本に返ることも大切だ・・と人にいっている暇があったら、自分に言い聞かせたほうがいいな。