第73回 函館チャレンジラン | 桜伐ル馬鹿梅伐ラヌ馬鹿

桜伐ル馬鹿梅伐ラヌ馬鹿

北海道のサイクリング好きのブログ。

9月4日、函館チャレンジランに参加してきた。

去年は復路の中山峠を登りきったところでパンクしたために3時間切りは達成できなかった。よって今年の目標は3時間切り。
結果は2時間59分45秒で、ギリギリ達成した。
イメージ 1

信号で停止する回数があと1回でも多かったら達成できていなかった。今思うと本当にギリギリだ。

当日は停まっていた民宿から余裕をもって集合場所の北斗市総合分庁舎に到着。
ブルべでよくご一緒するAさんやPさんと話した。Aさんはこの日ニューバイクの初ライドとのことで、セッティングを確かめながら行くとのことだった。

スタートは100kmコースの最終グループで、出走はAさんとIさん(このお二人はもと北海道選抜)、Pさん(宗谷岬600を23時間強で完走)、自分の4人。強力なメンバーと走ることになった。

【往路】
序盤は追い風で中山峠を登った。路面は雨でびちゃびちゃ。
15.1kmを28分36秒、Ave31.7km/hで、STRAVAでは一緒に走っていたAさんと1秒差でKOMを獲ってしまった。
この登りで先にスタートしていたOさんやチームニセコのMさんと合流し、一緒に走った。
峠の下りは6%部分の平均が66.2km/hだった。その後も下り基調で江差までは登り以外40~50km/hで走行。
江差までの55kmは1時間29分くらいだった。

今回、往路の途中でAさんがいつの間にかいなくなっていた。
Aさんに限ってペースがキツいということは絶対ないので体調不良かメカトラか何かあったのかと心配だったが、ゴール地点で聞いたところによるとニューバイクのポジションがそれまでと少し違っていたために背中に違和感が出たのでリタイアして引き返したとのことだった。函館400を見越しての保守的な判断とのことで、こういった部分も見習っていかなければならないと感じた。

【復路】
復路は強風の向かい風でキツかった…
往路よりも短時間で先頭交代して全員で回していったが、最終的にはPさん、Iさん、Mさんと自分の4人で走る形となった。
ここではMさんの牽きが特に強力で、強風向かい風の登り基調にもかかわらず中山峠へのアプローチ23.2kmを44分56秒、Ave31.0km/hだった。辛かったが、この状況ではかなりのペースだったと思う。ソロでは絶対に無理だ。
自分は平坦と下りならついていけなくなる心配はしていなかったが、復路の中山峠は場合によっては千切れるか…と思い、往路からキツい場面でも脚を使いすぎないように走っていた。
その甲斐あって中山峠も余裕をもって走ることができた。
が、中山峠の少し手前で背中の左側に痛みが出た。結局何日かで治ったが、函館400に響かないことを祈るばかりだ。

中山峠のトンネルからはぬれた路面をゴール地点まで下って終了。Ave45km/h。最後Iさんがダッシュをかけたが、ついていって皆同時フィニッシュ。
何年か前は中山峠のあたりでアタックかける人がいたり、今よりもレース的な感じだったとのことだ。



しっかり強度を出して目標タイムも達成し、他の参加者の方と充実したライドをすることもできた。今年も遠征してきてよかったと思える一日だった。
イメージ 2
イメージ 3
イメージ 4

この日聞いたのだが、Aさんのベストタイムは2時間47分らしい。
ノーマル装備でほぼ全区間ソロで走り、全体でAve38km/hだとか…105km、獲得1000m以上のコースでソロでそんな速度で走れるとは、普通の感覚で強いとかどうこうとかいうレベルではない。
どうしたらそんな力が得られるのだろうか…




チャレンジランの後は黒松内まで自走して一泊し、次の日の始発で小樽に帰った。
黒松内の少し手前でパンクし、パンク修理用具が入ったツールケースも運悪く故障して開けられなくなり、無人地帯でどうにもならないのでヒッチハイクを試みた。
2台目位の車が停まってくれて、宿泊地である歌才自然の家まで乗せていってくださった。
本当に助かりました。有難うございます。御恩は忘れません。