流れる季節の真ん中で
ふと日の長さを感じます
せわしくすぎる日々の中に
私とあなたで夢を描く

3月の風に想いをのせて
桜のつぼみは春へと続きます

溢れ出す光の粒が
少しずつ朝を暖めます
大きなあくびをしたあとで
少し照れてるあなたの横で

新たな世界の入り口に立ち
気付いたことは 1人じゃないってこと

瞳を閉じればあなたが
まぶたのうらにいることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私もそうでありたい

砂ぼこり運ぶ つむじ風
洗濯物に絡まりますが
昼前の空の白い月は
なんだかきれいで見とれました

上手くはいかぬこともあるけれど
天を仰げばそれさえ小さくて

青い空は凛と澄んで
羊雲は静かに揺れる
花咲くを待つ喜びを
分かち合えるのであればそれは幸せ

この先も隣で そっと微笑んで

瞳を閉じればあなたが
まぶたのうらにいることで
どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって私もそうでありたい


VICL-35617[1]