草野球素人助っ人日記

4月某日、今回はなんと、一番最初の助っ人として参加したチームBのTさんから、リピート助っ人として試合にまた呼んでいただきました。もちろん技量ではなく、単に人数不足を埋めるためとはいえ、一度助っ人参加したチームの方から再度呼んでいただけるのは嬉しいものです。試合が行われたのは,、桜がさきほこる調布市民球場でした。


守備は前回の時と同様にファースト、打順はなんと4番をまかされてしまい、またまた緊張気味に試合がスタート。しかし、呼んでいただいたチームは、あの私が助っ人参加した試合以来半年間も一切練習も試合もしていないとのことで、当然ながら(私も含め)ほぼ全員が1~2個以上守備のエラーを記録し、また3人交替したピッチャー陣も計15個ぐらいの四球も出してしまったので、6回までに大量13点とられる苦しい展開。


まあ、相手方のピッチャーも四球やキャッチャーパスボールや、内野陣も送球エラーなどが多く、こちらはそこを突いて足でかせいで4点までは返していたものの、打撃の方も5回までで、外野まで飛んだのはなんと私の浅いセンターフライのみ・・・というこれまた苦しい状況。


相手チームとjの試合前の協定で、球場予約終了時間のラスト10分までを切ったら、そこでいかなる場面でもプレー中止、試合終了と決めてあり、私が2死ランナー2,3塁から6回の最終打席に立ったのは、もうラスト10分はほぼ切れてロスタイム状態、審判があと30秒・・・とカウントダウンするなか、このままノーヒットノーラン負けか・・、と打席で構えた私に向かって来た3球目の球は、なんと私の顔面へ向かってまっすぐに来ます!


 しかし瞬間、ここで球をよければ、もうタイムアウトでノーヒットノーランで試合終了になってしまう・・・!と、即座に判断し、テレビドラマのROOKIESで平塚が大根切りしてホームラン打ってたシーンのように、かけ声と共にバットを顔面の前で思いっきり上か下に縦に大根切りしてブンっと振ったところ、首尾よくほぼ真芯にボールがあたってフラフラとセカンドの頭上を越えてポトリ。


2死だったので2,3塁のランナーはためらいなくスタート切っており、次々生還!私はあわやノーヒットノーラン負けの試合の最後のロスタイムにこの日自チーム唯一のヒットの2点タイムリー殊勲打を打ててめでたく?試合終了となりました。駆け抜けた1塁から両チーム試合終了の整列のため三塁方向のベンチへ走って戻る際に、相手方ピッチャーがマウンドで待っていてくれて、「危ないところへ投げてすみません、でもナイスバッティングでした」と笑顔で握手を求めてくれました。


再度助っ人に呼んでくれたチームBさん、連絡窓口役つとめてくださったTさん、ふたたびどうもありがとうございました。お陰様でまたとてもいい思い出が出来ました。 チームBさんさらなるのご活躍をお祈り申し上げます。また機会があればよろしくお願いします!