リボスとオスモを自分なりに比較してみた | リフォームシオン・徒然日記

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山形県東根市のリフォーム専門店、「リフォームシオン」
大山の徒然なるまま・・・

自称DIYマスターのおおやまです。こんにちは。
なんていうか、門前の小僧です。はい。
なんとなく真似してたらなんとなく出来るようになってきました。
 
今日は、自然塗料の代表格とされる、リボスとオスモの違いについて自分なりに書いてみます。
【成分】
リボスは主成分が亜麻仁油で、オスモはひまわり油です。
同じクリアを塗った場合、リボスはなんとなく飴色になり、オスモはより無色に近い、と言われています。
しかし、はっきり言って、素人目にはさほど違いはわかりません!
両方並べればわかると思いますが、リボスだけ塗ればそんなもんだし、いい感じで濡れ色になります。
 
【価格】
一概には言えませんが、同じ2回塗りの商品の場合、オスモの方が平米単価は高いです。耐久性もオスモの方が高いと言われていますが、正直よくわかりません。
撥水性はオスモの方が高いようです。
また、オスモのウッドワックスなら1回で仕上がりのため、逆に安く上がります。
 
【施工性】
私が自分で塗ってみて一番感じたのはこの部分です。リボスカルデットオスモウッドワックスの比較になります。
リボスはサラダ油のようにさらっとしています。刷毛またはウエスで塗って、拭き取りをします。カルデットは2回塗りが基本です。
オスモのウッドワックスは、はちみつみたいにべたっとしています。また、刷毛の跡が残りやすいので、しっかりと拭き取りをする必要があります。ウッドワックスは1回塗りが基本です。
正直に言って、DIY初心者なら、絶対にリボスの方が塗りやすいです。刷毛の跡がのこりにくいからです。さらっと塗れるし、ウエスでだーっとのばしちゃえばそれで終わりです。
 
【色味】
リボスのカルデットは何色か試しましたが、赤みが強い傾向にあるようです。マホガニーとかローズウッドとか、赤みが強いのが好きな方はオススメです。
オスモは、どちらかというとアンティークな感じの着色になるようです。トレンドの男前な感じにしたかったら、絶対にオスモの方がオススメです!いい感じにダーティーな着色になると思います。
 
【艶感】
リボスのカルデットもオスモのウッドワックスも、それだけではほとんどツヤは出ません。カルデット2回、クノス1回で塗るとめっちゃいい感じに仕上がります。撥水性も出ます。
オスモのウッドワックスは上塗りにノーマルクリアーを塗るといいようですが、すみません、使ったことがないのでわかりません!^^;;
 
【総評】
塗りやすさ重視ならリボス、ちょっと汚い感じに仕上げたいならオスモのオークやウォルナットを使うことをお勧めします。
DIYという観点なら、リボスの方が絶対に塗りやすいです。また、カルデットなどの着色の場合は、顔料が缶の底に沈んでますので、割り箸などでしっかりと撹拌してください。そうしないとうまく着色できません。
また、同じ色名(例:ウォールナットなど)でもメーカーで色味がかなり違いますので、パウチや小缶のもので試し塗りされることをお勧めします。
 
【番外編】
ワトコオイル・・・昔からある製品のようです。使ったことがありますが、さらっとしていて、塗りやすいです。亜麻仁油が主成分のようです。リボスとは溶剤の含有率が違うようですが・・・すみません、よくわかりません!
経済性重視ならこちら。ホームセンターでも売ってるし、何より絶対的に安い!です。
 
キヌカ・・・米油が主成分で、自然素材が100%だそうです。舐めても安心?正直、リボスはあんまり舐めたくはないですが、これだったら舐めても大丈夫かも??そんな気持ちにさせてくれる塗料です。施工性も良くて、伸ばして終わり、という感じです。
1点ご注意があり、塗ってしばらくの間は油が戻ってきます。キヌカで塗ったカウンターとかに紙や段ボール箱を置いておくと、油が戻ってきて大変なことに!ご注意ください。
未晒し蜜蝋ワックス・・・蜜蝋ワックスでおそらく一番有名な商品です。こちらも自然素材100%です。舐められます!笑
こちらも伸ばして塗って終わり、施工性も良いです。こちらは油が戻ってきたりしないので、個人的にはお勧めです。
 
 
以上、超個人的お勧め自然塗料比較でした〜!
参考になったでしょうか?
次回のDIYレポートもお楽しみに!!