政府の発表の分析の仕方「大本営発表の特徴より」
今は非常時です。
参考になるかは分かりませんが、本当の危機の時、
日本の政府の発表はどうだったか?
それを知るためによく知っておきたいのが
先の大戦における大本営発表です。
大本営発表というと
「嘘の発表をする」というふうに捉えている方が多いと思います。
戦時中の虚報戦果発表の代名詞なわけです。
原発問題がいまだ進行中ななかで、
一人一人が真実をくみ取る力をつけるためにも、大本営発表の特徴を見てみましょう。
虚報の最たる例として
「台湾沖港空戦」というのがあります。
(詳しくはhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E6%B2%96%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%88%A6)
この戦いは日本が戦争で負ける約10ヶ月前に行われた、航空線です。
当時日本が占領していたフィリピンの奪還を狙って
アメリカ軍が、陸海空で攻撃を展開するために、
空母機動部隊が周辺の台湾や沖縄の日本の航空基地に攻撃を仕掛けてきたのに対し、
日本軍の基地航空部隊が反撃を仕掛けたという戦いです。
この戦いは、終戦後判明した事実では、
日本側のほぼ一方的な壊滅が事実であったのですが、
当時、日本側は、「敵の主要な軍艦をほぼすべて沈没させた」と認識、発表したのです。
国内では「神風だ」これで日本が勝った!と狂喜乱舞、提灯行列までする始末。
天皇も軍部に対しお褒めの言葉を賜ったのでした。
戦後、虚報が明らかになり、国民はだまされていたのを知ったのです。
大本営発表は嘘をつくことを同義語になりました。
では、政府の発表をどのように分析すれば良かったのでしょうか。
1、政府の評価(戦果、勝利、大丈夫)ではなく事実に着目する。
まず、戦線が台湾沖であること、これは当時も発表されています。
ということは日本軍がその約1年前はニューギニアやソロモン諸島で激戦を繰り広げていた
こと、半年前はグアムやサイパンで戦いが繰り広げられていたことから考えれば
ずいぶん日本に戦場が近づいているなあと判断でき、これは容易ならざる事態だ、と
認識が出来ます。
2、時系列で判断してみる
発表の約10日後、「神風特攻隊」がフィリピンにてアメリカ空母に突入という
大本営発表がありました。
約10日前に、敵の主力を葬り去ったはずなのに、なぜ、人が飛行機で体当たり攻撃をしなければ
ならないのでしょうか?
「ただちに影響はない」とかでごまかしても、ひとつひとつの発表はもっともらしくても
並べてみれば矛盾は明らかです。
3、政府も実は自体を認識していないのではないか?と疑ってみる
政府が事実を正確に認識した上で、国民をだまそうとしたのなら、それはそれで
よくないことではありますが、一番怖いのは
政府すら事実を認識していないことがあるということです。
実際、この台湾沖港空戦では、時の政府は本気でこの戦果が上がったと信じたのです。
誤った状況判断の下に、誤った判断が下されました。
フィリピンでは、日本陸軍とアメリカ軍の決戦が、台湾沖港空戦のあと実施されますが、
「大勝利の後の殲滅戦闘」を前提として作戦が組み立てられたため、
日本軍の作戦は必要以上にイケイケとなり、結果、必要以上に将兵が死亡する自体になりました。
もちろん、今の政府は、当時の政府と違って、
賢明でしょうし、まさかここまでの錯誤を犯すことはないと信じています。
しかしながら、当時の国民もそう思っていて、結果的に大きな犠牲が出たことは
良く覚えておいた方が良いでしょう。
参考になるかは分かりませんが、本当の危機の時、
日本の政府の発表はどうだったか?
それを知るためによく知っておきたいのが
先の大戦における大本営発表です。
大本営発表というと
「嘘の発表をする」というふうに捉えている方が多いと思います。
戦時中の虚報戦果発表の代名詞なわけです。
原発問題がいまだ進行中ななかで、
一人一人が真実をくみ取る力をつけるためにも、大本営発表の特徴を見てみましょう。
虚報の最たる例として
「台湾沖港空戦」というのがあります。
(詳しくはhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B0%E6%B9%BE%E6%B2%96%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%88%A6)
この戦いは日本が戦争で負ける約10ヶ月前に行われた、航空線です。
当時日本が占領していたフィリピンの奪還を狙って
アメリカ軍が、陸海空で攻撃を展開するために、
空母機動部隊が周辺の台湾や沖縄の日本の航空基地に攻撃を仕掛けてきたのに対し、
日本軍の基地航空部隊が反撃を仕掛けたという戦いです。
この戦いは、終戦後判明した事実では、
日本側のほぼ一方的な壊滅が事実であったのですが、
当時、日本側は、「敵の主要な軍艦をほぼすべて沈没させた」と認識、発表したのです。
国内では「神風だ」これで日本が勝った!と狂喜乱舞、提灯行列までする始末。
天皇も軍部に対しお褒めの言葉を賜ったのでした。
戦後、虚報が明らかになり、国民はだまされていたのを知ったのです。
大本営発表は嘘をつくことを同義語になりました。
では、政府の発表をどのように分析すれば良かったのでしょうか。
1、政府の評価(戦果、勝利、大丈夫)ではなく事実に着目する。
まず、戦線が台湾沖であること、これは当時も発表されています。
ということは日本軍がその約1年前はニューギニアやソロモン諸島で激戦を繰り広げていた
こと、半年前はグアムやサイパンで戦いが繰り広げられていたことから考えれば
ずいぶん日本に戦場が近づいているなあと判断でき、これは容易ならざる事態だ、と
認識が出来ます。
2、時系列で判断してみる
発表の約10日後、「神風特攻隊」がフィリピンにてアメリカ空母に突入という
大本営発表がありました。
約10日前に、敵の主力を葬り去ったはずなのに、なぜ、人が飛行機で体当たり攻撃をしなければ
ならないのでしょうか?
「ただちに影響はない」とかでごまかしても、ひとつひとつの発表はもっともらしくても
並べてみれば矛盾は明らかです。
3、政府も実は自体を認識していないのではないか?と疑ってみる
政府が事実を正確に認識した上で、国民をだまそうとしたのなら、それはそれで
よくないことではありますが、一番怖いのは
政府すら事実を認識していないことがあるということです。
実際、この台湾沖港空戦では、時の政府は本気でこの戦果が上がったと信じたのです。
誤った状況判断の下に、誤った判断が下されました。
フィリピンでは、日本陸軍とアメリカ軍の決戦が、台湾沖港空戦のあと実施されますが、
「大勝利の後の殲滅戦闘」を前提として作戦が組み立てられたため、
日本軍の作戦は必要以上にイケイケとなり、結果、必要以上に将兵が死亡する自体になりました。
もちろん、今の政府は、当時の政府と違って、
賢明でしょうし、まさかここまでの錯誤を犯すことはないと信じています。
しかしながら、当時の国民もそう思っていて、結果的に大きな犠牲が出たことは
良く覚えておいた方が良いでしょう。