視聴率以上に話題になってる。

『最愛』


※ネタバレ含


ブラックボックスが、

スピード感のある展開で

全て開けられていく。


役者さんの演技はもちろんだけど、

脚本演出映像など、全てが

見ていて一喜一憂できた。


最愛について、考えたけど、

「誰かの正義は誰かの悪意」

がとても印象的だった。


こういう似たような場面に、

自分が遭遇した時に、

自己のためではなく

誰かのためにという動機は

妙に共感できてしまう。


納得できないけど、

言いたいことは分かる。


冷静に考えると、

悪いことをしたのに、

共感を得るというのは

とても矛盾しているし、

法律的観点での見方、

純粋な愛情という見方、

どれも正しいように

感じられてしまう。


30代半ばで、どんなことにも

反対の見え方を意識して、

必ず客観的に相対的に

考えるようにしている。


人の心を動かすのは、

理屈ではないことを学び、

そういう逆説的な

両方からの角度を

伝えるようにしている。


加瀬さんみたいに、

心に秘める強さは

まだないんだけど、

ああやって守ることを

できたらカッコいいな。


加瀬さんの強さに、

全部持ってかれたな。


『最愛』

真実は愛で消える。