salty rock 15th stage
「森に棲む魚とハルニレのウタ」
脚本 犬井ねここ
演出 フジタタイセイ(劇団肋骨蜜柑同好会)
○タイムテーブル
5月31日(木) 19:30-
6月1日(金) 14:00-☆/19:30-
2日(土) 14:00-/18:00-
3日(日) 13:00-/17:00-
○会場
プロト・シアター(高田馬場)
※JR/地下鉄東西線/西武新宿線高田馬場駅より徒歩13分
○チケット
2,800円 ~ 3,300円
【発売日】2018/04/10
前売・当日 2800円
平日昼割(☆の回) 2500円
トリオ割(3名様、要予約)7800円
台本も一緒チケット(要予約)3300円
缶バッジ・ポイントカードキャッシュバック
受付にてsalty rockの缶バッジかポイントカードをご提示で100円キャッシュバック!
※各種割引と併用可
○ご予約
杏奈扱い→https://www.quartet-online.net/ticket/moriharu?m=0fdbgch
○出演
あずき菜月(TABプロダクション)、杏奈((石榴の花が咲いてる。))、安藤陽佳(PLAYunitむめむめ)、植松りか(劇団花鳥風月)、華奈(演劇集団アクト青山)、神野剛志、木村優希(劇団木村優希)、シマザキタツヒコ、長瀬巧、まついゆか、目次里美、伊織夏生
○スタッフ
【音響】新直人
【照明】伊藤将士
【宣伝美術】塩澤亜美子
【舞台監督】新直人
【当日運営】しむじゃっく
【衣装プラン】luna☽tone
【企画製作】salty rock
○あらすじ
お姉ちゃんが死んだ日のことを、私はあまり覚えていません。
殺されたんだと、お父さんが怒鳴っていました。
お母さんは、壊れてしまいました。
私は、制服のことを思い出していたように思います。
春から着るんだとお姉ちゃんが見せてくれた中学校の制服。
それはちょっとダサくて、私は、中学生になったら私もあれを着なきゃいけないのかと少し残念に思いました。
でも制服を着たお姉ちゃんはとても嬉しそうだったので、お姉ちゃんにはそう思ったことは黙っておきました。
結局お姉ちゃんはその制服を着ることはなくて、私の気持ちもお姉ちゃんは知ることはなくて、それなのに、私はその制服を着て中学校に通って、卒業して、通って、卒業して、通って、卒業して……いつの間にか、大人になっていました。
でも私には、いまだに、お姉ちゃんが死んでしまったんだということが、信じられないんです。
お父さんから聞いた、お姉ちゃんを殺したという犯人が、私もお姉ちゃんも大好きだった、先生・だったからなんです。
それとね……お姉ちゃんが、いつも、私のそばにいるような気がするからなんです。
12歳でこの世を去った彼女の姉。
全てはそこから始まった――?
終わりを望む世界と、始まろうとする心。
生きること、死ぬこと、そして、繋いでいくこと。
これはきっと、あなたと誰かの物語。