『アリスの恋人』、そして「夢」。
ご無沙汰しています。
今日は月組公演『アリスの恋人』を日本青年館に観に行って来ました。
何か…「夢」の本質、「夢を見ること」の本質について考えさせられました。
「夢」が「現実に満足できない人が作り出す幻の、もう一つの世界」とするならばそこに制限はないんだなぁと…
もちろん、考えるのは「宝塚」の最近の作品内容についてです。
何て言うんですか、作り込んだ世界観のものだけが「夢」じゃないんだなと…
伯爵とか貴族とか、華やかな世界だけじゃなくて例えリアルな世界が舞台でも、「夢」を語ることは出来るんだなと…
私が「宝塚と言えどもリアルな世界が見たい」と思っているせいかもしれませんけど。
語られていることが現実だから現実に戻らされるってことはないんだなと。
女性が男役を、そして女性がより女性らしい女性を演じる宝塚だからこそ、それだけで現実ではないんですよね。
リアルな世界を描きながらも夢を語ることが出来る、その可能性は無限大だなと思いました。
ネタバレになってしまいますが、この作品を通して観て、
「夢は目覚めていてこそ見られる」
「夢は現実に立ち向かっていてこそ見られる」
「歯車は一つでは空回りだけど2つ揃って初めて動き出す」
という小柳先生、そして月組『アリスの恋人』チームからのメッセージ、しかと受け止めました
ちなみに、みりおくんの「忘れられないようにしてやるよ」のセリフがカッコ良くて素敵でツボでした。
今日は月組公演『アリスの恋人』を日本青年館に観に行って来ました。
何か…「夢」の本質、「夢を見ること」の本質について考えさせられました。
「夢」が「現実に満足できない人が作り出す幻の、もう一つの世界」とするならばそこに制限はないんだなぁと…
もちろん、考えるのは「宝塚」の最近の作品内容についてです。
何て言うんですか、作り込んだ世界観のものだけが「夢」じゃないんだなと…
伯爵とか貴族とか、華やかな世界だけじゃなくて例えリアルな世界が舞台でも、「夢」を語ることは出来るんだなと…
私が「宝塚と言えどもリアルな世界が見たい」と思っているせいかもしれませんけど。
語られていることが現実だから現実に戻らされるってことはないんだなと。
女性が男役を、そして女性がより女性らしい女性を演じる宝塚だからこそ、それだけで現実ではないんですよね。
リアルな世界を描きながらも夢を語ることが出来る、その可能性は無限大だなと思いました。
ネタバレになってしまいますが、この作品を通して観て、
「夢は目覚めていてこそ見られる」
「夢は現実に立ち向かっていてこそ見られる」
「歯車は一つでは空回りだけど2つ揃って初めて動き出す」
という小柳先生、そして月組『アリスの恋人』チームからのメッセージ、しかと受け止めました

ちなみに、みりおくんの「忘れられないようにしてやるよ」のセリフがカッコ良くて素敵でツボでした。

加治屋百合子さん
今、BSプレミアムでやっていたABT(アメリカン・バレエ・シアター)の日本人唯一のダンサー、加治屋百合子さんの特集を見終わりました。
ずーっと気になっているダンサーの特集を、私としては大好きな「ドン・キホーテ」でやってくれて、豊富な舞台映像を堪能できて本当に幸せでした。
ダンサーとしての才能、弛みない努力、ダンスへの情熱とストイックさに頭が下がる思いです。
私は明らかにダンサーとしての才能は持って生まれて来ませんでしたが、例え観ることしか出来なくても「舞台」というものに出会えて本当に心から幸せだなぁと、
未来永劫「ダンスを観ることが大好き
」と言える自分が嬉しくて幸せです。
ダニール・シムキンも明るく軽やかでキラキラしていて本当に素晴らしくて、ダンスへの思いを再確認できた特集でした。
ずーっと気になっているダンサーの特集を、私としては大好きな「ドン・キホーテ」でやってくれて、豊富な舞台映像を堪能できて本当に幸せでした。
ダンサーとしての才能、弛みない努力、ダンスへの情熱とストイックさに頭が下がる思いです。
私は明らかにダンサーとしての才能は持って生まれて来ませんでしたが、例え観ることしか出来なくても「舞台」というものに出会えて本当に心から幸せだなぁと、
未来永劫「ダンスを観ることが大好き
」と言える自分が嬉しくて幸せです。ダニール・シムキンも明るく軽やかでキラキラしていて本当に素晴らしくて、ダンスへの思いを再確認できた特集でした。
ヴァレンチノ
昨日は日本青年館に宙組の「ヴァレンチノ」を観に行って来ました
元々は今年の3/26~4/2という忙しい年度末の公演で、チケットを取れず、そこに震災も重なって涙を飲んだ公演だったので、今回観られて本当に嬉しかったです
観ながら思い出していたのですが、私は「ハリウッド」とか「◯◯映画」とか「プロデューサー」とか、映画に関わる世界や単語が昔から異常に大好きなんです
今回の「ヴァレンチノ」の世界は本当に私の大好きな時代設定と題材で、血が騒ぎっぱなしでした
元はと言えば「ポスターのゆうひちゃんがかっこいいから
」という理由で観たかった公演で、実際観て来たわけですが…
こんなに深いお話だとは思いませんでした
まだ東京でこれから観るという方にとってはネタバレになってしまいますが…
最後、せっかくルディーとジューンの心が通じて、これから本当の幸せを掴むところだったのに、そこに架かってきた一本の電話…
ここを容易にジューンのセリフに頼らず、ジューンが電話を片手に立ちすくむ、その言葉を聞いた瞬間動きを止めた時間…
このジューンの沈黙が何よりも多くのことを語っていて、「何て素敵な演出なんだろう
」と感動してしまいました
そしてエピローグ。
ルディーがオレンジを盗もうとし、そこにジューンが出てくるという最初のシーンで幕なんですね。
このラストに何ともジーンと来て、一緒に観た母と2人でうるうる(TT)
何て言うんですかね、「ルドルフ・ヴァレンティノ」という銀幕のスターとしての成功と、イタリアから出て来た1男性のロドルフォ・グリエルミとしての夢は違ったんだな…と思い、「本当に夢を叶えることってなんだろう」「夢」の意味って何だろうと考えてしまいました。
そして、もう一人の印象的な女性、ナターシャ。
ちなみに演じられた七海ひろきさんは本来は男役さんですが、全くもって素敵なナターシャ像になっていました。板谷夕夏さんみたいな感じ

普段が私は恋愛物ばっかりに慣らされてるので
愛より自分の世界を構築する、というより愛が自分の踏み台…と言っては言い過ぎかもしれませんが、愛すらも自分の夢の1手段にしか過ぎない女性もいるんだなと、新鮮ですらありました。
占い師から持たされた骨を頼りに生きているところはナターシャの可愛らしいところかなと思いましたが。
何より今回嬉しかったのは、演出助手に大好きな小柳奈穂子先生が入っていること
本気で「小柳先生を囲む会」みたいな、演出家の先生と過ごせる会みたいなのやって欲しいです
小柳先生のことがもっと知りたいです
←告白
いつか小池先生と小柳先生の共同演出が叶うこと、私は心から願っています
みりおくんの「アリスの恋人」も、演出が小柳先生という時点で無条件に観に行こうと心に決めています
………やっぱり今はもう宝塚というだけで観客が入ることはなく、作品ありきなんだなぁ…と思います。
宝塚が早く目を覚まして、じっくり練られた良質な作品を「数打ちゃ当たる」ではなく、「いかに良い作品に観客を引き込むか」「多少他に回すお金を我慢してでも宝塚に回そうと思ってもらえるか」というスタンスで提供してくれる世界になって欲しいなと思います。
何はともあれ、「ヴァレンチノ」は余韻を残して後を引く、とても良質な作品でした。
フィナーレも「男役」「娘役」「デュエット」のエッセンスが凝縮されたフィナーレで、これぞ宝塚
と感動しました。
最後のゆうひちゃんの挨拶も必要最低限の言葉とお辞儀がいかにも頼り甲斐を感じさせて、惚れ直しました
本当に観られて幸せでした

元々は今年の3/26~4/2という忙しい年度末の公演で、チケットを取れず、そこに震災も重なって涙を飲んだ公演だったので、今回観られて本当に嬉しかったです

観ながら思い出していたのですが、私は「ハリウッド」とか「◯◯映画」とか「プロデューサー」とか、映画に関わる世界や単語が昔から異常に大好きなんです

今回の「ヴァレンチノ」の世界は本当に私の大好きな時代設定と題材で、血が騒ぎっぱなしでした

元はと言えば「ポスターのゆうひちゃんがかっこいいから
」という理由で観たかった公演で、実際観て来たわけですが…こんなに深いお話だとは思いませんでした

まだ東京でこれから観るという方にとってはネタバレになってしまいますが…
最後、せっかくルディーとジューンの心が通じて、これから本当の幸せを掴むところだったのに、そこに架かってきた一本の電話…
ここを容易にジューンのセリフに頼らず、ジューンが電話を片手に立ちすくむ、その言葉を聞いた瞬間動きを止めた時間…
このジューンの沈黙が何よりも多くのことを語っていて、「何て素敵な演出なんだろう
」と感動してしまいました
そしてエピローグ。
ルディーがオレンジを盗もうとし、そこにジューンが出てくるという最初のシーンで幕なんですね。
このラストに何ともジーンと来て、一緒に観た母と2人でうるうる(TT)
何て言うんですかね、「ルドルフ・ヴァレンティノ」という銀幕のスターとしての成功と、イタリアから出て来た1男性のロドルフォ・グリエルミとしての夢は違ったんだな…と思い、「本当に夢を叶えることってなんだろう」「夢」の意味って何だろうと考えてしまいました。
そして、もう一人の印象的な女性、ナターシャ。
ちなみに演じられた七海ひろきさんは本来は男役さんですが、全くもって素敵なナターシャ像になっていました。板谷夕夏さんみたいな感じ


普段が私は恋愛物ばっかりに慣らされてるので

愛より自分の世界を構築する、というより愛が自分の踏み台…と言っては言い過ぎかもしれませんが、愛すらも自分の夢の1手段にしか過ぎない女性もいるんだなと、新鮮ですらありました。
占い師から持たされた骨を頼りに生きているところはナターシャの可愛らしいところかなと思いましたが。
何より今回嬉しかったのは、演出助手に大好きな小柳奈穂子先生が入っていること

本気で「小柳先生を囲む会」みたいな、演出家の先生と過ごせる会みたいなのやって欲しいです

小柳先生のことがもっと知りたいです
←告白
いつか小池先生と小柳先生の共同演出が叶うこと、私は心から願っています

みりおくんの「アリスの恋人」も、演出が小柳先生という時点で無条件に観に行こうと心に決めています

………やっぱり今はもう宝塚というだけで観客が入ることはなく、作品ありきなんだなぁ…と思います。
宝塚が早く目を覚まして、じっくり練られた良質な作品を「数打ちゃ当たる」ではなく、「いかに良い作品に観客を引き込むか」「多少他に回すお金を我慢してでも宝塚に回そうと思ってもらえるか」というスタンスで提供してくれる世界になって欲しいなと思います。
何はともあれ、「ヴァレンチノ」は余韻を残して後を引く、とても良質な作品でした。
フィナーレも「男役」「娘役」「デュエット」のエッセンスが凝縮されたフィナーレで、これぞ宝塚
と感動しました。最後のゆうひちゃんの挨拶も必要最低限の言葉とお辞儀がいかにも頼り甲斐を感じさせて、惚れ直しました

本当に観られて幸せでした
