11月の読書 | inuの足跡(アメブロ版)

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酔いどれ音響家inuの徒然なる戯言です。

11月はまあまあ読んだかな。然し10月が20冊だったのでとても少ない気がしてしまう。

11月の読書メーター
読んだ本の数:10
読んだページ数:2529
ナイス数:235

サムデイ 警視庁公安第五課 (幻冬舎文庫)サムデイ 警視庁公安第五課 (幻冬舎文庫)感想
星4。三部作読了。其々が一冊ずつでも十分面白いが順番通り3巻続けて読んだ方が数倍面白い。未来を舞台にしているが現代にも大きな警鐘を鳴らしている。
読了日:11月06日 著者:福田 和代
トラウマの国トラウマの国感想
星3.5。一つのテーマで書かれた本ではありません。雑誌等に書かれたものを集めたものです。なので各章のつながりが見えなくて最初は戸惑った。 でも面白かった。トラウマがなくては人ではない!位に思い込んでしまう人々、あるかないか分からないトラウマを見つけ出し取り除くことに歓びを見いだす人。 その他色々な現実と重いとの狭間で食い違いに悩んだり、諦めたりする人々の小さなボケというかガッカリに小さく突っ込む作者が面白い。 それにしてもトラウマなくしては、挫折なくしては人ならざるのか?
読了日:11月10日 著者:高橋 秀実
春はそこまで 風待ち小路の人々春はそこまで 風待ち小路の人々感想
星3.5。江戸の市井、とある小路のの人々の喜怒哀楽を描きながら主人公の恋や登場人物の成長を描いた作品。冒頭では大して印象に残らない人物が主人公へと育っていく過程も面白かった。
読了日:11月14日 著者:志川 節子
隆慶一郎短編全集2 縁切り 女の無常 (日経文芸文庫)隆慶一郎短編全集2 縁切り 女の無常 (日経文芸文庫)感想
星3。8編の短編が収録されている。その内5編が実は最近読んだ別の文庫に収録されていた。インターネットから図書館に予約したので全く気付かなかったが、同じ話を違う文庫に収録するのは止めて欲しい。でも再読しても楽しめたのでまあ由としよう。
読了日:11月17日 著者:隆 慶一郎
無双の花無双の花感想
星3.5。多分再読、文庫版が出たときに読んだと思う。気付かずに図書館で借りてしまったが、面白かったの由としよう。立花宗茂、良いな~。葉室凜氏の著書に漂う空気が好きだ、気持ちよい。
読了日:11月21日 著者:葉室 麟
本屋さんで待ちあわせ (だいわ文庫)本屋さんで待ちあわせ (だいわ文庫)感想
星3。三浦しおんのエッセイはどうも私には面白くない。書評が主であったこの本は読んで良かった。書評を読むと知らない本を知ることが出来て楽しい。そして読みたい本が増える。今回も結構多くの本に興味が湧いた。
読了日:11月24日 著者:三浦 しをん
リブート!リブート!感想
星3.5。コンピュータに興味がない人にはただの会社小説かも知れないが、曲がりなりにも短い期間とは言え会社のシステム管理に携わった人間としては大変興味深く面白かった。トラブルを介して成長してゆく人々の話でもある。
読了日:11月26日 著者:福田 和代
骨まで愛して: 粗屋五郎の築地物語骨まで愛して: 粗屋五郎の築地物語感想
星3.5。面白い!終盤はもう小説の呈をなしていない殆ど料理紹介本である。然しそんなことはどうでも良い!面白いのである!食べたいのである!
読了日:11月27日 著者:小泉 武夫
はい、泳げませんはい、泳げません感想
星3.5。高橋秀実氏の本は面白い。彼の屁理屈というかへそ曲がりというか何とも言えないあらぬ方向からの思いつき考えによる1人ツッコミ1人ボケがなんとも的外れ的で面白い!が彼自身は只々悩んでいるのだ。そんな彼の本を読む時新たな世界が広がる様な気がする。
読了日:11月29日 著者:高橋 秀実
ざんねんな偉人伝 (新しい伝記シリーズ)ざんねんな偉人伝 (新しい伝記シリーズ)感想
星2。偉人達のちょっとお茶目なEpisode。酒席のちょっとした戯れ言として使える話。
読了日:11月30日 著者:真山 知幸

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