みなさん、こんにちは。
いつかは ”有名経済アナリストのように大きなセミナーで登壇したい ” 志賀篤史です。
前回で当講座は一旦終了致しました。
ご購読頂いた方々には心から感謝申し上げます。
さてここまで一連の作業をしてくれば数ヶ月前から資金が乏しくなる時期が
ある程度読めるので、ある日突然資金が不足するということはなくなるでしょう。
年初に立てた予想と実績に差異が出ても検証がし易いかと思います。
またこういう状況を銀行の法人営業部(渉外課)の担当者に定期的に説明を
すれば銀行があなたの企業に興味を持つようになり、次回借入れの際に金利を
下げてくれるなど好条件を提示してくれることがあるかもしれません。
設立資金が十分でなく、支出よりも回収が後になるような営業形態の場合は
どうしても銀行との取引が必要になってきます。
定期的に担当者と接点を持っていれば不測の事態に慌てずに済みます。
私事で恐縮ですが以前職場で月末に数千万円単位で新築現場分の材料費を用意
しなければならない事態になりました。すぐ銀行の担当者へ電話をしたところ
「明後日実印を下さい。3日後実行します。」
という超特急の融資をしてくれたことが実際ありました。
「えぇっ、それだけでいいんですか、色々必要な書類があるのでは。」
と尋ねると、
「いや、御社は試算表や資金繰表、受注一覧など毎月ちゃんと報告してくれている
のであれで十分です。」
と返事を貰ったときは毎月報告しておいて本当に良かったと感じた瞬間でした。
財務の担当者に課せられた使命は大袈裟かもしれませんが「資金ショートを起こさない」
ことだと思います。経理担当者に比べるとその責任は重いかもしれません。
なので企業の資金の動きを把握して常に先回りする「攻め」の姿勢が必要になって
くると思われます。
ですが当講座で予想資金繰表の作成方法を習得した皆さんでしたらもうその心配は
要りません。自信をもって作表したものなら誰かに実際見てもらいたいと思うものです。
是非とも自分なりの形にカスタマイズして表の作成に取り組んでください。
次回ちょっとした「お知らせ」があります。
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